発達障害と健康の本を紹介します。

この記事では、発達障害と健康にお悩みな方に紹介したい本を掲載しています。

発達障害当事者の方の本、発達障害にありがちな体調不良でお悩みの方向けの本、発達障害があっても諦めずに前を向いて歩いていく為の読書術の本などの紹介もしております。

当事者の本の最後に、このブログの管理人、私(猫★シエスタ)の著作の本も紹介させて頂きました。

この記事が体調や心の調整が大変な方の手助けになれば幸いです。


■ 発達障害当事者の方の本 ■

「発達障害かも?」という人の為の生きづらさ解消ライフハック
著者:姫野桂

発達障害で自己肯定感の低い方は詐欺とか変な自己啓発の被害に遭う可能性もあるので、変なものに申し込む前にこの本のハックを読んで、少しでも生きやすさを手に入れて下さい。また、ハックは現在の自分に合うように見直す必要もあることを学べました。いままでの当事者の本は、1人の当事者が、どうやって改善してきたかといった内容の物が多いですが、この本は、複数の当事者の改善案をアンケートを実施して様々なアイディアのシェアをされています。中々自分と近い当事者の本が見つからない、という発達障害をお持ちの方、グレーゾーンの方、定型の方にもおススメな1冊です!


発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術 
著者:借金玉 氏

発達障害当事者によく起こりがちな重要書類などの紛失。
「あれ、どこに置いたっけ」を回避する収納術にこんな方法もあったのかと驚きました。私もハンカチを良く忘れるので、この本に書いている方法で自分の環境で可能なものは早速試してみた所、それ以降ハンカチを忘れることが無くなりました。
また、これも発達障害当事者にありがちな人間関係のトラブルを回避するためのハックを読んで、自分が如何にその部分において欠如しているのかを認識しました。今まで誰も私に教えてくれなかった、人間関係におけるルールを勉強しました。
私はこの本を読むまで雑談を軽く見過ぎていました。
また、人の名前と顔がなかなか覚えられなくて相手に失礼な対応をしがちになってしまいましたが、この本のハックなら私でも「誰が誰だか分からない」という困惑が解消されそうです。発達障害の皆様は服薬されている方もいますよね。この本には私のような医学的な知識のない一般の患者にもどの薬がどういう作用を大体もたらすのかがメリット・デメリットと共に書かれています。
この本で最も学べた点は、発達障害者にとって最大限大事なスケジュールとは何かです。この点はとても収穫が大きいので発達障害者として生きていくのに知っているのと知らないのとでは雲泥の差が出ることをひしひしと感じました。


発達障害サバイバルガイド
著者:借金玉 氏

仕事をする以前に「生活」をどのようなサバイバル術を駆使してなんとか生き抜いていける方法が書かれています。自分を変えるのでも、過剰な努力をするのでもなく、環境を変える、住環境の設備を変えることによって、生きづらさが軽減出来るアイディアが豊富に掲載されていて、最後にこの本で借金玉氏が実際に使われてたアイテムリストも載っています。IT系国家資格の経験のある方なら、「ファシリティマネジメント」と言えばピンとくるかもしれません。ファシリティ、すなわち「設備」です。
その投資をすることで、発達障害の自分がダメだからと言って自罰的な生活をするのではなく、少しでも快適に生活が送れるよう、寝具・収納・自炊・金銭管理など、参考になるアイディアが豊富にあり、私も早速ネットスーパーに登録し、自宅に使っていない収納ボックスを発見して、蓋が取れるタイプなので、それで書類の山をぶっ込んで行こうと思います。


生きづらさにまみれて
著者:姫野桂

姫野先生は、もう十分「作家」です。作家と名乗って下さい。
少なくとも私にとって姫野先生は作家の先生です。
この本を読んで、本気で私も髪の毛を金髪にしようと思いました。
(職業柄無理ですが。)
V系バンドに関わりのある方でしたら、発達障害の有無に関わらず、バンドを巡っての生きづらさに共感出来る箇所が多々あると思います。
私は音楽に関してはダウンロードやYouTubeで済ませてしまっているので、ライブの価値というものが良くわからない為、以降は私にも理解出来たことをレビューとして書かせて頂きます。
SNSの炎上で、発達障害のある人と定型発達の一般の方と何が違うのかという所が特に興味を持ち、私にも当てはまります。きちんと理由を説明してもらえば納得するという所に特に共感しました。また、自己肯定感の低さから明らかに不当なことを言う人の言う通りにしてしまうことも、私にも当てはまるので頷けました。
著者の姫野桂先生は、私より10歳若い方で学生時代はスクールカーストの底辺に属してお辛い思いをされていたそうです。それを文才で文章の力で次々と結果を出して行くところが痛快でした。ご本人の才能もあるかと思いますが、文章を書いて人に見せる為には、伝わりやすさ、読みやすさを削らずに自分の言いたいことを文章化する労力も必要です。才能だけではない、積み重ねてきた努力もあって、私の様に「どうにか日本語らしき文章を書けると言うレベルの発達障害者」の心を代弁した下さっています。


就職氷河期世代&大人の発達障害
著:猫★シエスタ(このブログの管理人の著作です。)

発達障害当事者として、2012年に私が書きました「就職氷河期世代 & 大人の発達障害」を紹介させて頂きます。

ロスジェネ(就職氷河期世代)とASD(自閉症スペクトラム)の両方の生きづらさを抱えながら正社員としての一般就労、そこから障害者雇用に就労形態を変えて行った時の職業訓練、企業実習の様子、初めての障害者雇用の様子について書き綴っております。

私の年代ですと発達障害の診断が遅くなり、私の場合は31歳で初めて診断され、それまでの学生時代や一般就労での苦しみ、障害が分かった後からも支援者からの虐待、企業実習で辛い思いをしたことなどを赤裸々に綴っています。

ご興味ある方はご覧下さい!!この本の内容をYouTube動画でも紹介しておりますので、そちらの動画をご覧頂いた上で、ご検討を何卒宜しくお願いします。

読者アンケートも宜しくお願いします。


発達障害、障害者雇用事務職、以上現場からの中継でした!
著:猫★シエスタ

本の内容紹介YouTubeとその詳細です。

私には、発達障害(ASD自閉症スペクトラム及びADHD)と双極性障害があり、現在障害者雇用2社目で働いております。

前職である障害者雇用の1社目での失敗を振り返り、読者様に同じ失敗をして欲しくない、また、私自身が現在の職場で同じ失敗をしない為に、仕事・通勤・人間関係・発達障害の依存症をプログラミングで解消した方法・発達障害を巡るSNSの使い方等、「あの時、こうしておけば良かったのに!!」と言った後悔も書きました。

障害者雇用1社目をクビ同然で退職し、そこから立ち直って4ヶ月で障害者雇用2社目の内定に直結した履歴書等応募書類の揃え方、添え状や自己PR書(Excelの技術を可視化したサンプル)の公開もしております。

その際、精神・発達障害者が障害者雇用での高倍率を突破して内定に直結した時に用いた応募書類の資料を画像と解説文を用いてかなり詳細に公開しています。

履歴書・職務経歴書などの応募書類を印刷する時に使う紙、印刷物を入れる高透明のクリアホルダーの選び方、添え状とパソコンのスキルが分かる自己PR書(サンプル)の制作物を個人情報を伏せて掲載しています。

発達障害で特別な才能を持たない私が障害者雇用事務職で働き続ける為に行っている健康法や対人関係の捉え方、障害者雇用の事務職で知って置きたいパソコンのスキル(Excelなどのショートカットキーで20年以上パソコンを操作してきた知識の集大成)、発達障害の方に良くありがちな依存症(私の場合は電話占い依存)をプログラミングで解消した話も掲載しております。

事務職の方も10分程度あればプログラミングを始められる方法も書いています。事務職といえば今後AIに奪われてしまうのではないかと危惧したことを、実際にAIで使われているプログラミング言語のPythonの環境構築をして検証しました。

私はロスジェネ(就職氷河期世代)であり、今後の8050問題への不安や対処法についても思いつく限りのことを書いております。

ストレスが溜まりやすい発達障害者の方へ、趣味でやっている写真を見て心を癒して頂けたらと思い、イルミネーション・花見・自然風景・ハロウィンなどのお気に入りの写真を掲載しました。

発達障害には色々なタイプの方がいるからこそ、多くの方に本を出版して欲しいと思い、Kindle版でのセルフ出版の手順も解説しております。

読者アンケートも宜しくお願いします

■ 健康でお悩みの方向けの本 ■

めまいは自分で治せる
著者:荒井基洋

発達障害の中には、疲れやすさやめまいで悩んでいる方も
割と多くいらっしゃると思います。
家庭でも簡単に出来るリハビリのメニューが書かれています。
本の中にもありますが、病院で心配な方は病院で相談しましょう。
リハビリのメニューは8つあって、特に苦手なメニュー
(私の場合はハーフターン)についてはどんなに忙しくてもやっています。

■ 読書に挑戦したい方向けの本 ■

1冊10分で読める読書術
頭の回転が早くなるすごい!方法
著者:佐々木豊文

発達障害には、「学習障害」がありますよね。
私は、「読む」ことが苦手で、色々と諦めて来ました。
しかし、プログラミングは諦めたくないので、速読の勉強をすることにしました。
この速読の本ですが、速読の効果を高めるための食事についてもか書かれています。
この機会に、私自身、食生活を見直しました。

◆ その他の読書リスト ◆

心がラクになる本
何の本を読んで良いのか分からない時に読む記事

◆ 本を読むのもシンドイ時 ◆
息抜きに、写真で癒し(=^x^=)

ストレス解消グッズ

自己紹介

投稿者: nekosiestr

プログラミング学習中のロスジェネ(就職氷河期世代)の発達障害者です。 宜しくお願いします。 趣味で写真を撮っています。 プログラミングは、GAS/HTML/CSS/JavaScript/jQuery/PHP、 発達障害は、自閉症スペクトラムASD/ADHD、その他双極性障害やHSP(5人に1人の繊細さん)などの生きづらさを抱えておりますが、それでも楽しく生きて行きたいです!! 写真は、以前はコンパクトデジカメ、現在は、OLYMPUSミラーレス一眼を使っています。

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