この記事では、C言語の面倒な環境構築無しにスグに利用できる無料Webサイトの紹介と、ちょっと面倒ですが、実際にお手元のPCにC言語の環境を構築する方法が掲載されております。Windows10でのC言語の環境構築の方法を図をふんだんに用いて解説しております。C言語のオススメ書籍も掲載しております。
【環境構築なんてせずに「今スグに」使いたい方】はこちらのWebサイト一択でおすすめです。面倒なログイン無しに使えます。
Compile and Execute C Online
「Compile and Execute C Online」の使い方を簡単に書きますと、まず「main.cタブ」が選択されていて、「HelloWorld」のコードが既に書かれています。画面は左側が黒い画面でコード、右側が実行結果画面です。
実行するには「Execute」タブを押します。
標準入力も「STDINタブ」から取り込めます。
複数行標準入力する場合も上記のタブから改行して入力可能です。
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【C言語の環境構築が必要な方向け】
では、ここからは実際にお手元のPCにC言語の環境構築をする方法を掲載します。
1、エディタ
2、コンパイラ
3、パスを通す
この3つのステップで見ていきます。
タイトルにあるように、Windowsでの設定です。
1、エディタ
エディタとはアメブロとかやったことある人は感覚的に分かると思うのですが、文章を編集するものです。
大雑把に書くと、C言語でのプログラムを書くのに使うソフトです。
初めてですので、visual-studio-codeというエディタをダウンロードしました。
2、コンパイラ
次にC言語をパソコンが分かる言葉に翻訳するコンパイラを入れます。
コンパイラとは何かについては、こちらのページが分かりやすいです。
MSYS2というコンパイラを入れました。
コマンドを幾つか打つので、その方法がこちらのページの手順に沿って行いました。
もし環境設定後このような豆電球マークの#includeの所の波線が出て来て、こういうふうになったら、こちらのコマンド(ベストアンサーの方の「mingw をインストールするには…」)も入れて再起動してパスを通してまた再起動すると治るかも知れません。「かも」しれません。ですが…。
3、パス(Path)を通す
最後にパスを通します。パスを通すとは何かは、こちらのページが分かりやすいです。
設定方法は、こちらの手順に従います。
このブログの例ですと、エクスプローラーで、「Cドライブ→msys64→mingw64→bin」へと参照して辿って指定します。
その後、この部分をコピーして貼り付けます。
パスがなかなか通らなくて約2日設定にかかりました。
なので、この記事をご覧のあなたが1秒でも早く設定ができるように、私が理解したことをお伝えさせて頂きます。
パスを通すとはどこのフォルダを環境変数の所から貼り付けるのか、ということで迷いました。それを理解するのがコンパイラの「gcc.exe」が入っている場所をパスに追加するのだ、っていうことだったと判明しました。
パスはこのように追加しました。
再起動は終了しましたでしょうか…。
これで役者が揃いました。
それではエディタで以下のプログラミングをしています。
お約束の「hello world」です。
Cドライブの下に、私は猫が好きなので、「catstudy」というフォルダを作って、そこに下記の
プログラムを保存しました。
#include <stdio.h>
int main(void){
printf(“hello world”);
}
※そんなの知っている!!かもしれませんが、””は半角です。
ファイル名は「hello.c」と保存しました。
次にコンパイラに切り替えて、フォルダを移動します。
「cd c:\catstudy」
フォルダ「catstudy」に移動します。
それからさっきのプログラムが保存されているのか確認するために、
「dir」と入力します。
「hello.c」がありました。
次に、コンパイルします。
「gcc hello.c -o hello」と入力します。
再び「dir」で確認すると、「hello.exe」が出来ていることを確認出来ます。
これがコンパイルされたファイルなので、これを実行します。
「./hello.exe」と実行すると、hello worldが出ました!!
やったね!!
日本語も試してみます。さっきのプログラムのhello worldの所を「猫★シエスタ」にしてみます。
これで安心して眠れます。
おやす三毛猫(=^・^=)
■ 参考文献 ■
C言語を通して、面白くてワクワクする実験を体験出来る本です。
基本的なアルゴリズムを通して線形探索・二分探索・連結リスト・二分木・ハッシュなどの基本情報技術者試験のアルゴリズム分野も学べる本です。書籍にはJavaのコードが用いられていますが、C言語のコードはダウンロードで入手可能です。