この記事を読むことで、Pythonのリストを単純にループを使って取り出す方法とenumerate関数の使い方が学べます。
具体例として使うのは、医療系ドラマの「コードブルードクターヘリ(山Pこと、元NEWSの山下智久さん主演のドラマ)」のキャラクターを用いています。
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自己紹介
3rdシーズンの新メンバー4人の名前をcharacterというリストにこの様に格納しました。
character=[‘名取颯馬’,’灰谷俊平’,’横峯あかり’,’雪村双葉’]
リストの添え字は「0(ゼロ)」から始まります。
このリストの場合、末尾は3です。
このリストの添字0の名取先生、添字1の灰谷先生、添字2の横峯先生までが「フェロー(研修医)」で、添字3の雪村双葉さんが「ナース」です。
そこで、jobという変数を用意して、添え字が3の雪村さんの時のみ職業を「ナース」にして、それ以外でしたら「フェロー」と表示する様にプログラミングしました。
シンプルなIF文による分岐をしています。
#コードブルー3rdシーズンの新メンバーのリスト
character=['名取颯馬','灰谷俊平','横峯あかり','雪村双葉']
#ループを使ってリストを取り出す。
#iが3の雪村さんの時のみ職業jobを「ナース」にする
for i in range(len(character)):
if i==3:
job='ナース'
else:
job='フェロー'
print(job,character[i])
実行結果です。
ループのところでlen関数でリストの長さを求めて、その分繰り返すように指定していますけれど、この部分に直接配列自体を書くことも可能です。
ただ、そうすると、リストの添字i=3の時のキャラクターの職業を「ナース」にするといった、添字による分岐が出来なくて困りますよね。
そこで登場するのがenumerate関数です。
enumerateを使うことによって、リストの添字i=0,1,2,3とリストの中身のキャラクターを同時に扱えます。
コードを改変します。
#コードブルー3rdシーズンの新メンバーのリスト
character=['名取颯馬','灰谷俊平','横峯あかり','雪村双葉']
#ループを使ってリストを取り出す。
#iが3の雪村さんの時のみ職業jobを「ナース」にする
for i,member in enumerate(character):
if i==3:
job='ナース'
else:
job='フェロー'
print(job,member)
このように書き換えられます。
更に表示する実行結果をスムーズな日本語に改変することも可能です。
#コードブルー3rdシーズンの新メンバーのリスト
character=['名取颯馬','灰谷俊平','横峯あかり','雪村双葉']
#ループを使ってリストを取り出す。
#iが3の雪村さんの時のみ職業jobを「ナース」にする
for i,member in enumerate(character):
if i==3:
job='ナース'
else:
job='フェロー'
print('添字'+str(i)+'の職業は'+job+'で名前は'+member+'です。')
str(i)としているのは、数値を文字と一緒にprint文内に表記する為です。
では、実行結果です。
まぁ、これでも良いのですが、もっとこのドラマの雰囲気に合うようにprint文を書き換えてみます。
#コードブルー3rdシーズンの新メンバーのリスト
character=['名取颯馬','灰谷俊平','横峯あかり','雪村双葉']
#ループを使ってリストを取り出す。
#iが3の雪村さんの時のみ職業jobを「ナース」にする
for i,member in enumerate(character):
if i==3:
job='ナース'
else:
job='フェロー'
print('file.'+str(i)+member+'...'+job)
実行結果です。
この様に、enumerate関数を使うと自在に表記できるので便利です。
ループ、リストとセットで私も頑張って覚えます。
この記事を書いている2021年11月現在では、医療系ドラマというと、「私、失敗しないので。」が決めゼリフの米倉涼子さん演じるドクターX外科医大門未知子が有名ですね。
今回リストの具体例として扱ったコードブルーという医療ドラマは、その数年前に流行りました。
私はちょっと生意気な新人ナース雪村双葉役の馬場ふみかさんのファンです(=^・^=)
雪村さんの可愛げないキャラを、カワイイ馬場さんが演じている所にキュンキュンして見ていました。
雪村さんって、可愛げないのにカワイイんです。
日本語変だけれど、彼女の可愛げない所が、たまらなくカワイイんですよ。
とても「リベンジガール」の「仲手川万里子」と同じ方とは思えない演技の幅の広さも馬場ふみかさんの魅力の1つだと思います。
ご精読ありがとうございました。
■ 参考文献の紹介 ■
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Pythonを基礎から中級程度まで丁寧に学びたい方におすすめの書籍です。
まずはpaizaラーニングなどの学習コンテンツで1〜2巡(苦手な所は納得がいくまで何巡でも)してからこの本で学ぶと、自分の学習状況をブログなどでアウトプット出来るようになり、また、エラーなどの不明点を調べられる力もついていきます。