GAS「ねこあつめ」出力したセルに処理済み「済」を出力する「ねこあつめシリーズ:その5」

この記事では、GAS(Google Apps Script)で、実行したら処理済みのセルに「済」と出力する方法を学びます。

とてもシンプルな内容で、対象者は「猫が好きなGAS入門者」です。「ねこあつめアプリ」を題材に記事を書いています。

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まずは前回のおさらいを致します。
下記のスプレッドシートで、1番右側の「入力」が「空欄」のセル、つまり「何か入っている」の先頭に「!」のNOTを付けて、「!何か入っている」で何も入っていないセルのねこちゃんの名前(A列)を出力しました。

function myFunction() {
  const ss=SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  let lastRow=ss.getLastRow();//最終行を取得
  
  //ループで入力の列に何も入っていない猫ちゃんたちの名前を出力
  for(let i=2;i<=lastRow;i++){
    if(!ss.getRange(i,4).getValue()){
      console.log(ss.getRange(i,1).getValue());
    };    
  }
}

今回の内容に入る前にねこあつめ写真で癒されます(=^x^=)

今回は、下記のこのスプレッドシートには、1番右のセルの空欄になっている所の「なまえ(A列の赤枠)」をログに出力した後、「済」と入力します。
実行すると、D列の赤枠の所にも「済」が入るイメージです。

function myFunction() {
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  let lastRow = ss.getLastRow();//最終行を取得

  //ループで入力の列に何も入っていない猫ちゃんたちの名前を出力
  for (let i = 2; i <= lastRow; i++) {
    if (!ss.getRange(i, 4).getValue()) {
      console.log(ss.getRange(i, 1).getValue());
      //出力し終わったら「済」にする
      ss.getRange(i, 4).setValue('済');
    };
  }
}

実行結果です。

今回処理したセルが処理済みになり、「TRUE」と入りました。

ご精読ありがとうございました。

参考サイト:【初心者向けGAS】スプレッドシートのセルに値を入力する基礎の基礎

■参考文献の紹介■
初めてGASを学ぶ方向け。
スプレッドシートの基本的な使い方からGASのベースとなるJavaScriptの基礎文法、GASでの初歩的なプログラミングを学べます。

GASに少し慣れて来たら、基礎固めとリファレンスとしてこの本を通してじっくり学べます。

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投稿者: nekosiestr

プログラミング学習中のロスジェネ(就職氷河期世代)の発達障害者です。 宜しくお願いします。 趣味で写真を撮っています。 プログラミングは、GAS/HTML/CSS/JavaScript/jQuery/PHP、 発達障害は、自閉症スペクトラムASD/ADHD、その他双極性障害やHSP(5人に1人の繊細さん)などの生きづらさを抱えておりますが、それでも楽しく生きて行きたいです!! 写真は、以前はコンパクトデジカメ、現在は、OLYMPUSミラーレス一眼を使っています。

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