【Python関数でジャンケンゲーム】乱数の扱い方など

この記事を読むことで、

・乱数を使った簡単なじゃんけんゲームが作れる

・標準入力


・論理演算子 OR

IF文を使った勝敗分岐の復習

についての概要が掴めます。

ルールとして、
1:グー 2:チョキ 3:パー で、変数youに半角数字で標準入力を使って入力をします。

コンピューターは、1〜3までの乱数を求めて変数pcに代入します。
乱数の算出と表示をするコードはこちらになります。

#乱数を使う為、ランダムモジュールをインポートする
import random

#乱数pcの範囲を1から3までとする
pc=random.randint(1, 3)
print(pc)

これで乱数が求まりました。

次に、あなたの手を標準入力します。

#標準入力で、あなたの出す手を決める
print("じゃんけんの手を半角数字で「1:グー  2:チョキ  3:パー」 >>>",end="")
you=int(input())

これで、半角で数値が入力出来るようになり、1から3までがそれぞれジャンケンの手に対応しています。

勝敗の判定をIF文で行っています。

#勝敗の判定
if you == pc:
    msg="あいこです。"
elif you == pc -1 or you == pc +2:
    msg="YOU WIN!!!!!!"
else:
    msg="YOU LOSE...."

print(msg)

まず、一番簡単なのが「あいこ」の時なので、最初に書きます。
次にあなたがコンピューターに勝つ場合は、

・グー(1) VS チョキ(2)…. youはpcより1小さい

・チョキ(2) VS パー(3)…. youはpcより1小さい

・パー(3) VS グー(1) …. youはpcより2大きい

の場合です。

つまり、youがpcよりも1小さいか、2大きい時にあなたの勝ちとなります。
または、に当たりますので、IF文の中でORを使っています。

ここまでのコードをまとめてみます。

#乱数を使う為、ランダムモジュールをインポートする
import random

#乱数pcの範囲を1から3までとする
pc=random.randint(1, 3)
print(pc)

#標準入力で、あなたの出す手を決める
print("じゃんけんの手を半角数字で「1:グー  2:チョキ  3:パー」 >>>",end="")
you=int(input())


#勝敗の判定
if you == pc:
    msg="あいこです。"
elif you == pc -1 or you == pc +2:
    msg="YOU WIN!!!!!!"
else:
    msg="YOU LOSE...."

print(msg)

ここからは、このジャンケンの部分を関数にしていきます。
コンピュータが出す手の乱数とその手の表示、勝敗分岐まで関数に記述しました。

関数Comuter_Handの仮引数youは、標準入力であなたが入力した1〜3までの半角英数字が入ります。

#コンピューターの出す手の関数
def Computer_Hand(you):

  #乱数pcの範囲を1から3までとする
  pc=random.randint(1, 3)
  print(pc)

  #コンピューターの出した手
  if pc==1:
    print("PC:グー") 
  elif pc==2:
    print("PC:チョキ")
  else:
    print("PC:パー")

  #勝敗の判定
  if you == pc:
    msg="あいこです。"
  elif you == pc -1 or you == pc +2:
    msg="YOU WIN!!!!!!"
  else:
    msg="YOU LOSE...."
  return msg

この関数を呼び出すのは、あなたが標準入力でジャンケンの手を入れてからです。
戻り値として勝敗結果のmsgを呼び出し元に返します。

#標準入力で、あなたの出す手を決める
print("じゃんけんの手を半角数字で「1:グー  2:チョキ  3:パー」 >>>",end="")
you=int(input())

judge=Computer_Hand(you)

関数Computer _Handの引数をyouとして呼び出しています。
戻り値として帰ってきた勝敗結果がjudgeに代入されます。


ジャンケンコードの全体と実行結果です。

#乱数を使う為、ランダムモジュールをインポートする
import random

#コンピューターの出す手の関数
def Computer_Hand(you):

  #乱数pcの範囲を1から3までとする
  pc=random.randint(1, 3)
  print(pc)

  #コンピューターの出した手
  if pc==1:
    print("PC:グー") 
  elif pc==2:
    print("PC:チョキ")
  else:
    print("PC:パー")

  #勝敗の判定
  if you == pc:
    msg="あいこです。"
  elif you == pc -1 or you == pc +2:
    msg="YOU WIN!!!!!!"
  else:
    msg="YOU LOSE...."
  return msg


#標準入力で、あなたの出す手を決める
print(" じゃんけんの手を半角数字で「1:グー  2:チョキ  3:パー」 >>>",end="")
you=int(input())

judge=Computer_Hand(you)
print(judge)


いきなり負けました(笑)

今度こそは!!

やった、勝った♪

最後はあいこで。


お疲れ様でした。ブレイクタイムPhotoは、

東京モノレールです。
羽田空港第二ターミナルまで行きます。

ご精読ありがとうございました。

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nekosiestr
プログラミング学習中のロスジェネ(就職氷河期世代)の発達障害者です。 宜しくお願いします。 趣味で写真を撮っています。 プログラミングは、GAS/HTML/CSS/JavaScript/jQuery/PHP、 発達障害は、自閉症スペクトラムASD/ADHD、その他双極性障害やHSP(5人に1人の繊細さん)などの生きづらさを抱えておりますが、それでも楽しく生きて行きたいです!! 写真は、以前はコンパクトデジカメ、現在は、OLYMPUSミラーレス一眼を使っています。

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