Pythonでループ|内包表記|リストの並べ替え|V6の名曲を例にリストの昇順と降順の並べ替えをしてみた。

この記事を読むことで、

・Pythonのループの基礎

・内包表記


・ループを使ってリストに要素を追加する


・上記の内包表記と二乗


・リストの並べ替え(昇順・降順)

についての理解を深められます。

まず基本的な論点を学習してから、V6の名曲を例にリストにして、昇順、降順を行っています。


まずは、初歩的なループと内包表記の対応付けと言う、ごくごく基礎から入って行きます。

0から9まで表示するシンプルなループです。
range(10)となっているので10未満の数が表示されます。

for i in range(10):
  print(i)

結果はこの様になります。

このコードを内包表記を使うとたった1行で書ける様になります。
内包表記の書式はこの様になります。

[結果 for文]

それでは内包表記で書いていきます。

[print(i) for i in range(10)]

出力結果を改行せずに、リストとして表示したい場合を基礎的なfor文で書いたコードと実行結果です。

#空のリスト
array=[]

#基礎的なループで空のリストarrayに要素を追加する
for i in range(10):
  array.append(i)

#結果出力
print(array)

このコードをもっと短くした内包表記のコートとの対応です。
print文の中にリストの[ ]を使っています。

#内包表記でリストに要素を加えて表示する
[print([i for i in range(10)])]

次は内包表記を用いて計算を致します。
この配列の要素それぞれの二乗を求めます。

#内包表記でリストに二乗をした要素を加えて表示する
[print([i**2 for i in range(10)])]


内包表記に慣れてきた所で、計算用リストを使います。
計算用リストarrayの要素をそれぞれ二乗しています。

#計算用リスト
array=[1,3,5,7,9,11,13,15]

#[計算式 for in リスト]
print([i**2 for i in array])


リストを使った内包表記にも慣れて来た頃で、いよいよV6の名曲リストを作成します。

メンバーは
トニセン(年長3人):坂本昌行、長野博、井ノ原快彦
カミセン(年少3人):森田剛、三宅健、岡田准一
で、私はトニセンとカミセンの間の年齢なので、感慨深いものがあります。

リスト名は、そのまま「V6」にします。
ループの変数として、これまで「i」を使っていた箇所を「song」にします。

#V6の中で特に私が好きな曲
V6=['MUSIC FOR THE PEOPLE',
'愛なんだ',
'WAになっておどろう',
'Darling',
'CHANGE THE WORLD',
'Orange',
'BEAT YOUR HEART',
'MADE IN JAPAN',
'Believe Your Smile',
'Be Yourself!'
]

#[計算式 for in リスト]
[print(song) for song in V6]

結果を表示します。


曲名を昇順にしたい時は、

リスト名.sort()

を追記します。

#V6の中で特に私が好きな曲
V6=['MUSIC FOR THE PEOPLE',
'愛なんだ',
'WAになっておどろう',
'Darling',
'CHANGE THE WORLD',
'Orange',
'BEAT YOUR HEART',
'MADE IN JAPAN',
'Believe Your Smile',
'Be Yourself!'
]

#昇順
V6.sort()

#[計算式 for in リスト]
[print(song) for song in V6]

逆にリストを降順にしたい時は

リスト名.sort(reverse=True)

と改変します。

#V6の中で特に私が好きな曲
V6=['MUSIC FOR THE PEOPLE',
'愛なんだ',
'WAになっておどろう',
'Darling',
'CHANGE THE WORLD',
'Orange',
'BEAT YOUR HEART',
'MADE IN JAPAN',
'Believe Your Smile',
'Be Yourself!'
]

#降順に改変
V6.sort(reverse=True)

#[計算式 for in リスト]
[print(song) for song in V6]

宜しかったらコピペしてアレンジしてみて下さい。

お疲れ様でした。ブレイクタイムPhotoは、

いたばし花火大会2025です。

ご精読ありがとうございました。

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Pythonのリストと辞書を昇順・降順に並び替え|sortとsortedで[Alexandros]の曲の長さ順に表示

この記事を読むことで、

リストと辞書を昇順・降順に並べ替える

・リストを並べ替えるsort

・辞書を並び替えるsorted

について学習出来ます。


具体例として、[Alexandros]というバンドの曲の中でも特にお気に入りの曲を用います。

今回使用する曲のリストです。

4:08 ワタリドリ 
3:15 FamousDay
4:27 RunAway
4:46 SNOW SOUND

これをこの様なリストを作ってみました。

DROS=['4:27 RunAway','4:08 ワタリドリ','3:15 FamousDay','4:46 SNOWSOUND']

下記のコードで、このまま出力してみます。
ループを使って見やすくしております。

#曲の入ったリスト
DROS=['4:27 RunAway','4:08 ワタリドリ','3:15 FamousDay','4:46 SNOWSOUND']

print("そのまま出力")
for music in DROS:
  print(music)

このコードの出力結果です。


では、このリストを昇順にします。

DROS.sort()

ここまでのコードと実行結果です。

#曲の入ったリスト
DROS=['4:27 RunAway','4:08 ワタリドリ','3:15 FamousDay','4:46 SNOWSOUND']

print("そのまま出力")
for music in DROS:
  print(music)

#ここでリストを昇順にしている
DROS.sort()

print("【昇順】で出力")
for music in DROS:
  print(music)


次に、このリストを降順にしてみます。
降順の書式はこの様になります。

DROS.sort(reverse=True)

では、降順の出力は、この様に書きます。

reverseはデフォルトでは、Falseになっています。
これをTrueにすることによって、リストを降順にしています。

ここまでのコードと実行結果です。

#曲の入ったリスト
DROS=['4:27 RunAway','4:08 ワタリドリ','3:15 FamousDay','4:46 SNOWSOUND']


print("そのまま出力")
for music in DROS:
  print(music)


#ここでリストを昇順にしている
DROS.sort()

print("【昇順】で出力")
for music in DROS:
  print(music)


#ここでリストを降順にしている
DROS.sort(reverse=True)

print("【降順】で出力")
for music in DROS:
  print(music)

それでは、辞書での並び替えについて掲載致します。
この様な辞書を作りました。

dict_DROS={'4:27':'RunAway','4:08':' ワタリドリ','3:15':'FamousDay','4:46':'SNOWSOUND'}

まずは、そのまま出力するコードと実行結果です。

#曲の入った辞書
dict_DROS={'4:27':'RunAway','4:08':' ワタリドリ','3:15':'FamousDay','4:46':'SNOWSOUND'}

print("そのまま出力")
for (time,music) in dict_DROS.items():
  print(time,music)

では、同様に辞書を昇順にしてみます。

リストと異なる点はsortedを使うことと、newやitems()も使うことによって昇順にする点です。

new_dict_DROS=sorted(dict_DROS.items())

上記を簡単に書くと、並び替えたい辞書を新しい辞書に代入して、その新しい辞書を出力しています。

コードと実行結果です。

#曲の入った辞書
dict_DROS={'4:27':'RunAway','4:08':' ワタリドリ','3:15':'FamousDay','4:46':'SNOWSOUND'}

print("そのまま出力")
for (time,music) in dict_DROS.items():
  print(time,music)

#ここで辞書を昇順にしている
new_dict_DROS=sorted(dict_DROS.items())

print("【昇順】で出力")
for (time,music) in new_dict_DROS:
  print(time,music)

今度は辞書を降順にしてみます。この様にコードを追記します。
こちらもreverseをTrueにします。

new_dict_DROS=sorted(dict_DROS.items(),reverse=True)

コードと実行結果です。

#曲の入った辞書
dict_DROS={'4:27':'RunAway','4:08':' ワタリドリ','3:15':'FamousDay','4:46':'SNOWSOUND'}

print("そのまま出力")
for (time,music) in dict_DROS.items():
  print(time,music)

#ここで辞書を昇順にしている
new_dict_DROS=sorted(dict_DROS.items())

print("【昇順】で出力")
for (time,music) in new_dict_DROS:
  print(time,music)

#ここで辞書を降順にしている
new_dict_DROS=sorted(dict_DROS.items(),reverse=True)

print("【降順】で出力")
for (time,music) in new_dict_DROS:
  print(time,music)

今度歌ってみたい曲です。

お疲れ様でした。ブレイクタイムPhotoは、

千葉県にある房総半島、外房の御宿の海です。
透明度が高い海が魅力ですね。

ご精読ありがとうございました。

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