GASで「ねこあつめ」ChatworkのAPIトークンをプロパティストアに格納して使う「ねこあつめシリーズその13」

この記事では、GAS(Google Apps Script)で「ねこあつめ」を一定時間間隔にChatworkに送信した時に使ったAPIトークンをプロパティストアと言うもので管理して、別領域に格納することを実践致します。
お世話になった記事は、いつも隣にITのお仕事さんの

【初心者向けGAS】プロパティストアの概要とスクリプトプロパティの入力方法

と、

【初心者向けGAS】スクリプトプロパティを操作してそのデータを取り出す方法

です。

今回の内容に入る前に、前回の復習をします。

1分置きにねこあつめの猫ちゃんの名前を送る「トリガー」を使いました。エディターの「目覚まし時計マーク」を押して、トリガーを設定しました。

Chatworkに実際に送られたメッセージです。

このメッセージの元になっているのが、下記のスプレッドシートで、これらのコードはこのスプレッドシートにバインドして書いていっています。

今回の内容に入る前に、ねこあつめ画像で癒されます。

さて、今回の内容に入ります。今まで、Chatworkに送る時に、

token:’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’の所に、ChatworkのマイチャットのAPIトークンをそのまま打っていました。

この’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’の所を別の領域に格納する為に、「プロパティストア」を使います。

‘XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’の代わりに例えば’CW_TOKEN’などの文字列を使って処理を施すことが可能になります。

そうすることによって、APIトークンをネットで晒すことを防げます。

//ChatworkのAPIトークンをCW_TOKENに格納
function setScriptPropaty(){
  PropertiesService.getScriptProperties().setProperty('CW_TOKEN','XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX');
}

このコードで、’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’を’CW_TOKEN’として扱うことが出来ます。

実行結果は、このように、何も実行されていません。

確認のため、下記のコードで’CW_TOKEN’に’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’が格納されていることがログ出力致します。

//プロパティストアを使ってCW_TOKENにAPIトークンが格納されたことを確認する
function logToken(){
  const token=PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('CW_TOKEN');
  console.log(token);  
}

この、モザイクの所に、APIトークンが入っています。

では、今まで作ってきたこのコードに修正を致します。
これまでのコードです。

//メインの関数でAmazonにDVDの注文をする
function myFunction() {
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  let lastRow = ss.getLastRow();//最終行を取得

  for (let i = 2; i <= lastRow; i++) {

    //もしもD列の「済」が空白だったらA列の「なまえ」を出力してD列を「済」にする
    if (!ss.getRange(i, 4).getValue()) {

      //AmazonがDVDの注文を受け取る
      const body=ss.getRange(i, 1).getValue();

      //ここでAmazonが宅配業者みたいなsendMessage関数にDVDの配達を依頼する
      sendMessage(body);
      ss.getRange(i, 4).setValue('済');

      //もしも最終行以上になったらセル範囲を消去する
      if (i >= lastRow) {
        ss.getRange(2, 4, lastRow - 1).clearContent();
      }
      break;
    }
  }
}

//宅配業者のようなsendMessage関数がAmazonからDVDを受け取って、配達を行う
function sendMessage(body){
  const cw=ChatWorkClient.factory({token:'XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX'});
  cw.sendMessageToMyChat(body);
}

4行目の「let lastRow = ss.getLastRow();//最終行を取得」の後に

const token = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty(‘CW_TOKEN’);

を加えます。最後の’CW_TOKEN’の所に’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’が入っています。

それらを定数tokenに代入しています。

宅配業者のようなsendMeessageの呼び出しの所に、bodyの前にtokenを加えて、呼び出した先の仮引数にも加えています。
メイン関数の引数を、「DVDを渡すもの」だとしたら、宅配業者の様なsendMessage関数の仮引数は「DVDを受け取るもの」というイメージだとプログラムの流れが掴みやすいと思います。

また、29行目の所の’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’を「token」で置き換えています。

下記のコードで、追記変更した所に「←コメント」を追加しています。

//メインの関数でAmazonにDVDの注文をする
function myFunction() {
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  let lastRow = ss.getLastRow();//最終行を取得
  const token=PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('CW_TOKEN');//←ここを追加

  for (let i = 2; i <= lastRow; i++) {

    //もしもD列の「済」が空白だったらA列の「なまえ」を出力してD列を「済」にする
    if (!ss.getRange(i, 4).getValue()) {

      //AmazonがDVDの注文を受け取る
      const body=ss.getRange(i, 1).getValue();

      //ここでAmazonが宅配業者みたいなsendMessage関数にDVDの配達を依頼する
      sendMessage(token,body); //←ここに引数tokenを追加する
      ss.getRange(i, 4).setValue('済');

      //もしも最終行以上になったらセル範囲を消去する
      if (i >= lastRow) {
        ss.getRange(2, 4, lastRow - 1).clearContent();
      }
      break;
    }
  }
}

//宅配業者のようなsendMessage関数がAmazonからDVDを受け取って、配達を行う
function sendMessage(token,body){  //←ここの引数にtokenを加える
  const cw=ChatWorkClient.factory({token:token}); //←APIトークンの所をtokenに置き換える
  cw.sendMessageToMyChat(body);
}

APIトークンの’XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX’を晒すこと無く、今までと同様に動作します。

ご精読ありがとうございました。

■参考文献の紹介■
初めてGASを学ぶ方向け。
スプレッドシートの基本的な使い方からGASのベースとなるJavaScriptの基礎文法、GASでの初歩的なプログラミングを学べます。

GASに少し慣れて来たら、基礎固めとリファレンスとしてこの本を通してじっくり学べます。

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投稿者: nekosiestr

プログラミング学習中の発達障害者です。宜しくお願いします。 趣味で写真を撮っています。 プログラミングは、GAS/HTML/CSS/JavaScript/jQuery/PHP、 発達障害は、自閉症スペクトラムASD/ADHD、 写真は、以前はコンパクトデジカメ、現在は、OLYMPUSミラーレス一眼を使っています。