この記事を読むことによって、GAS(Google Apps Script)でスプレッドシートの指定の範囲のセル背景やフォントに色を付けることを学べます。
GASをアニメ、ハンターハンターを通して入門の入門から学べる記事を掲載しております。
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自己紹介
前回(episode5)の復習をします。
スプレッドシートA列にある、ハンター試験ルーキーのキャラクター名のフォントを大きくしたり、文字を太くしたりしました。
そのコードと結果です。
//アクティブなスプレッドシートを選択するグローバル(共通の処理)
const ss=SpreadsheetApp.getActiveSheet();
//キャラクターの名前を12ptの太字にする
function Bold12pt(){
const N=ss.getLastRow();
let cellROOKIE=ss.getRange(1,1,N);
cellROOKIE.setFontSize(12).setFontWeight('bold');
}
今回は、この表に色を付けます。
イメージとしては、厨二病っぽい感じにしたいと思います。
各キャラクターの名前(列A)と念系統(列B)を黒背景に白文字に、
ヒソカチェックの列(列C)は、紫にします。
列ABの4行2列分の範囲をcellDATAと定義します。
//A列B列の名前と念系統が入っているセル範囲をcelDATAと定義
let cellDATA=ss.getRange(1,1,4,2);
背景色を黒にしています。
cellDATA.setBackground(‘black’);
文字の色を白にしています。
cellDATA.setFontColor(‘white’);
列Cの4行1列分の範囲をcellHISOKAという名前にします。
//C列のヒソカチェックのセル範囲をcellHISOKAと定義
let cellHISOKA=ss.getRange(1,3,4);
白がffffff、黒が000000で、最初の2桁が赤、次が緑、最後が青なので、薄紫を[eeddee]で表しました。
このコードでは、赤と青を強めにしていて、薄い紫になります。
cellHISOKA.setBackground(‘#eeddee’);
ここまでのコードです。
//アクティブなスプレッドシートを選択するグローバル(共通の処理)
const ss=SpreadsheetApp.getActiveSheet();
//セルの背景色とフォントを変える
function rookieColor(){
//A列B列の名前と念系統が入っているセル範囲をcelDATAと定義
const cellDATA=ss.getRange(1,1,4,2);
//背景色を黒にする
cellDATA.setBackground('black');
//文字を白にする
cellDATA.setFontColor('white');
//C列のヒソカチェックのセル範囲をcellHISOKAと定義
const cellHISOKA=ss.getRange(1,3,4);
//背景を薄紫にする
cellHISOKA.setBackground('#eeddee');
}
ご精読ありがとうございました。
■参考文献の紹介■
初めてGASを学ぶ方向け。
スプレッドシートの基本的な使い方からGASのベースとなるJavaScriptの基礎文法、GASでの初歩的なプログラミングを学べます。
GASに少し慣れて来たら、基礎固めとリファレンスとしてこの本を通してじっくり学べます。