この記事を読むことによって、国内旅行を例に
・リスト(配列)の基礎
・リストの長さを調べるlen
・リストの要素を取り出し
・乱数と組み合わせて旅行先を表示する
Pythonのリストの初歩的な扱いが可能になります。
リストは団地に似ているのかも知れません。
[‘北海道’,’東京’,’名古屋’,’大阪’,’兵庫’,’沖縄’]
団地の0号室が北海道、1号室が東京・・・5号室が沖縄です。
この階の部屋の長さは0〜5号室までの6です。
ポイントは、最初の部屋は0号室だということです。
これは、リストが0から始まるからです。
このリストをtravelとして、早速コードを書いていきます。
travel=['北海道','東京','名古屋','大阪','兵庫','沖縄']
print(travel[0]) #先頭の「北海道」
print(travel[1]) #その次の「東京」
print(travel[5]) #最後の「沖縄」
実行結果です。
リストの番号を添字と言います。
この例で言うと、北海道の添字は0、沖縄の添字は5になり、先ほどの部屋が何号室かという例と対応しております。
次に、この配列の長さを求めるlenを使ってみます。
travel=['北海道','東京','名古屋','大阪','兵庫','沖縄']
print(travel[0])
print(travel[1])
print(travel[5])
#配列の長さを求めるlen
print(len(travel))
実行結果です。
では、リストの部屋番号(添字)をランダムにして、どこに旅行するのかくじ引き感覚でコードを書いて行きます。
リストの添字をランダムにして、変数indexに格納します。
#ランダムモジュール
import random
#国内旅行のリスト
travel=['北海道','東京','名古屋','大阪','兵庫','沖縄']
#添字indexをランダムにする
index=random.randrange(0,len(travel))
#結果表示
print("添字は"+str(index)+"なので【"+str(travel[index])+"】に行こう!!")
実行結果です。
この、乱数を求める部分のコードですが、
#添字indexをランダムにする
index=random.randrange(0,len(travel))
randrangeによって、0から6未満の乱数を求めています=長さが6
これをrandintにしてしまうと、0から6までになり=長さが7
乱数が6になった時にエラーが表示されます。
#ランダムモジュール
import random
#国内旅行のリスト
travel=['北海道','東京','名古屋','大阪','兵庫','沖縄']
#添字indexをランダムにする← ここをrandintにすることによりエラー発生
index=random.randint(0,len(travel))
#結果表示
print("添字は"+str(index)+"なので【"+str(travel[index])+"】に行こう!!")
このコードでも、乱数が5まででしたら先ほどのrandrangeの時と同じように旅先が表示されるのですが、6になるとこの様なエラーになりました。
お疲れ様でした。ブレイクタイムPhotoは、
いたばし花火大会2025です。
ご精読ありがとうございました。
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