このコーナーでは、学習コンテンツpaizaラーニングのレベルアップ問題集をPythonとGASの両方で解いて全コードの解説をしています。
PythonとGASの両方のコードを用いて、全コード及び部分的にも可能な限り詳細に記載いたしました。
GASはスプレッドシートを使っています。
GASはGoogle Apps Scriptと言って、JavaScriptの文法をベースにしているので、JavaScriptの学習中の方にもお役立て出来るかも知れません。
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Python自作サンプル
GASサンプル
基本情報技術者試験
この問題では、1から10までの数を出力します。
まず、Pythonで解いてみます。
<<Pythonでの解き方>>
手順として、
1.for文でrange(1,11)を設定し、変数num(別にnumじゃなくてもiでもjでもなん でもOK)に1から11未満(つまり10)を代入
2.print文でnumを表示
コードを見てみましょう。
手順1で11となっているのは、rangeでは(1,11)と指定した場合、(1,11未満)となるからです。
Pythonでの全コードはこちらになります。
for num in range(1,11):
print(num)
<<GASでの解き方>>
では、同じ問題をGASで解いてみます。
まず、スプレッドシートにこの様に配置しました。
この黄色いセルに1から10まで表示します。
スプレッドシートに表示する場合は、二次元配列を作成します。
手順はこのようになります。
1:配列arrayを定義する
2:スプレッドシートからアクティブシートをアクセスする
3:ループで1から10までの数をarray.push[i]で付け加える。
(array.push(i)だと1次元配列になり、二次元配列のスプレッドシートには読み込めないため。)
4:ログに表示
5:スプレッドシートに表示する。getRange(1,1,10)でセルA1から10行確保してそこに配列を流し込むイメージ
実行結果です。
GASでの全コードはこちらになります。
function loop1() {
let array=[];
ss=SpreadsheetApp.getActiveSheet();
for(let i=1;i<=10;i++){
array.push([i]);
};
console.log(array);
cell=ss.getRange(1,1,10).setValues(array);
}
宜しかったらコピペしてアレンジして見て下さい。
お疲れ様でした。
ブレイクタイムフォトはこちらになります。
レゴブロック
■ 参考文献の紹介 ■
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初めてGASを学ぶ方向け。
スプレッドシートの基本的な使い方からGASのベースとなるJavaScriptの基礎文法、GASでの初歩的なプログラミングを学べます。
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