ピボットテーブル(スプレッドシート)

この記事ではフリーのサンプルデータを使って、スプレッドシートで簡単にピボットテーブルを作成する方法を掲載しております。

サンプルデータについては、前の記事を参照下さい。

現在、スプレッドシートでこの様な画面になっていることを前提として進めさせて頂きます。

[挿入]タブを選択して、ピボットテーブルをクリックします。

範囲の確認と新規シートを選択して、

作成を押します。

行の右の追加を押して、「取引先名」をクリックすると、

この様な表が作れました。

同じように、列に商品名、値に売上金額を選ぶと、こんな感じになります。

ピボットテーブルは自由にカスタマイズできるので、行の取引先名を別の項目にすることも可能です。
取引先名を×で消して、

代わりに入荷日を選択すると、この様になりました。

フィルタに取引先名をクリックして追加します。

現在は、すべての取引先名の合計が表示されていますが、この、すべての項目を表示して…をクリックして、クリアを選択してから「金城さん」などのお好きな名前をクリックすると、

金城さんが買った分だけが表示されます。

一旦、すべての名前が表示される様にして、列の商品名を上の行にドラッグして入荷日を×にすると、

この様に、自分の見たいカットで見ることが出来ました。

他にも、商品名を降順にすることや、

現在は値の売上金額がSUMになっているので、

金額が362500円になっていますが、集計をMAXにすると、

金額も、最大値の金額が表示されました。

以上、ざっくりですが、ピボットテーブルをサクッと使うことが出来たかと思います。

お疲れ様でした。
勉強のリフレッシュに、写真で息抜きを致します。

写真は、お台場のレインボーブリッジと、小さく見える東京タワーです。

この記事だけでは、入門的なことしか学べませんでしたので、より深くピボットテーブルについて学びたい方は、スプレッドシートのピボットテーブルの詳細の使い方について詳しいブログをリサーチしましたので、そちらをご覧ください。
尚、このブログの2018年度の割合を調べる所は、おそらく「P5セルの絶対参照」だと思います。

仕事や勉強のリフレッシュに、趣味で写真を撮っておりますので、宜しかったら フォトストック写真ACさん の投稿もご覧頂けますと、大変嬉しい限りでございます!!

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ARRAYFORMULA関数で連番を振る

ARRAYFORMULA関数とIF関数の組み合わせ

QUERY関数を「ドラえもん」で使ってみよう!

IMPORTRANGE関数とVLOOKUP関数の合わせ技




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ピボットテーブルをサンプルデータから作成する(Excel / スプレッドシート 共通)

この記事では、可能な限りラクしてピボットテーブルを作成する方法をExcelとスプレッドシートの両方の共通する箇所を掲載しております。

ピボットテーブルを独学で勉強する時に一番躓くのって、実はピボットテーブルそのもの自体ではなく、ピボットテーブルの学習用のサンプルを用意する所だったりします。

なので、完全フリーのサンプルデータの中から私が最もピボットテーブル向きのサンプルを選んで、それを元にExcelとスプレッドシートの両方でピボットテーブルを作る方法を解説させて頂きます。

このブログでは、日本アプリケーション開発 様 のテンプレートを使用します。

テンプレートはこちらです。

上記のリンクを開いて、少し下にスクロールした所にある、化粧品店向けのサンプルダウンロードボタンを押して、任意の場所に保存します。

マクロは「無効で」開いて下さい!!

実際に使うのは一番左のシート「データ表」のC-J列までですので、C-Jを選択してお使いのExcelまたはスプレッドシートにコピペして使います。

この赤い枠の所のA1などを削除して、

C3:J18

と入力して、Enterを押すと範囲が選択できるので、[Ctrl]+[C]でコピー、自分が使いやすいExcelファイルまたはスプレッドシートで、[Ctrl]+[V]で貼り付けします。

Excelに貼り付けた場合も、スプレッドシートに貼り付けた場合でも、[Ctrl]+[A]で全選択して、列の境界線の好きな所(例えばA列とB列の間の線)をダブルクリックすると、列の幅が文字に合わせて自動で調整されます。

ここから先は、

Excel

スプレッドシート

に分けて、ピボットテーブルの基本的な使い方を解説致します。
入門レベルのなので、楽な気持ちでご覧頂けますと幸いです。

IMPORTRANGE関数の基本的な使い方とVLOOKUP関数との合わせ技

IMPORTRANGE関数とは、あちこちに散らばっているスプレッドシート(例えばフォームの投票結果など)を、1つのスプレッドシートで集約して管理したい、という時に便利な関数です。

IMPORTRANGE関数の引数(関数に「この条件でお願いしてね」って伝える内容)は、たった2つだけです。

IMPORTEANGE関数の引数 ●

引数その1: 持ってきたいスプレッドシートのURL
引数その2: シート名と範囲

それでは早速使ってみましょう。

今回使うサンプルデータは、Google Cloud Partner Specialization 認定パートナーのイーディーエル株式会社 様が「どうぞ、ご自由にご活用ください」と公開されているサンプルデータを使います。

この記事では、このシートを使って学習を進めて行きます。

★Google For Education_成績管理・分析サンプルデータ

このサンプルデータのシート「 1学期の英語小テスト結果 」を使います。
上記のサンプルデータは、「閲覧のみ」になっているので、シート名をコピペ出来ないため、

1学期の英語小テスト結果

↑の文字列をコピーして使って下さい。

自分のスプレッドシートの新しいシート(ショートカットキーは[F11] で新しいシートが追加出来ます。)に、まずは、

=importr

と入力して[Tab]キーを押すと、

=IMPORTRANGE(

このように補完されました。importrange関数は関数の名前が長いので、スペル覚えるのが面倒なので、Tabによる補完は有り難く利用させて頂いております。

このあと、”(ダブルクォーテーション)で囲って、URLとシートの範囲を指定します。

URLでは、

dの直後の「/」と「/」の間

を使います。

この例ですと、

https://docs.google.com/spreadsheets/d/17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs/edit#gid=1271672649

なので、

17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs

この部分が該当します。

それでは、これをIMPORTRANGE関数の引数として入れて行きます。

=IMPORTRANGE(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,

2つ目の引数を入れるので、「カンマ」も打ちました。
これで、最初の引数のURLが完了しました。

では、最後、2つ目の引数である、シートの範囲を入れて行きます。

シート名は先に述べたように、サンプルの権限が「閲覧のみ」なので、シート名をコピペ出来ないので、

1学期の英語小テスト結果

↑の文字列をコピーして使って下さい。

それでは、実際に2つ目の引数を入れて行きます。

=IMPORTRANGE(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,”1学期の英語小テスト結果!

シート名の後に「 !(半角のビックリマーク)」を入れます。

その後に、A列からO列までの範囲が欲しいので、

=IMPORTRANGE(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,”1学期の英語小テスト結果!A:O”)

と入力して、ダブルクォーテーションを閉じたら完了です。
「REF」というエラーが出た方は、クリックして閲覧を許可して下さい。

こんな感じで、データを持ってこれました。
これが基本のやり方です。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

癒されますね〜
ここは、鎌倉駅から江ノ電に乗って、鎌倉高校前駅で下車。
ホームからすぐ海が見えるという、ロケ地にもされている場所です。

では、次に行きます。

このIMPORTRANGE関数を、VLOOKUP関数の範囲として使ってみたいと思います。

別のシートを新しく追加します。

サンプルの生徒さんの中から、適当な生徒さんの番号を数人選んでコピー&ペーストをして、この様な表を作りました。
(生徒番号はコピペか、「’0202」の様にシングルクォーテーションを入れると、VLOOKUPのキーとして使えます。
「202」と入力してカスタム数値形式で「0000」としても、上手く動作しませんでした。)


生徒さん名前(2列目)と5月10日の点数(6列め)をVLOOKUP関数とIMPORTRANGE関数を使って、引っ張ってきてみます。

それでは、上のシートのB2の所に、VLOOKUP関数を使って、範囲にIMPORTRANGE関数で指定します。

=vlookup($A2,importrange(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,”1学期の英語小テスト結果!A1:O17″),2,false)

こんな感じで、VLOOKUP関数の中にIMPORTRANGE関数をネストして範囲として指定しました。

生徒番号が入っているA列は固定するので、列固定の複合参照となり、F4キーを3回押して、$A2とします。

見事、拓海くんの名前が入りましたので、他の場所にコピーをします。

この状態で、[Ctrl]+[D]を押すと、数式が下までコピーされます。

こんな感じで、他の生徒さんの名前も引っ張ってこれました。

ここで1つ疑問が生じます。
生徒番号のところでは、$マークを使って列固定にしたのに、IMPORTRANGE関数の中では、表の範囲を絶対参照にしていないのに、なぜ範囲がずれていないのか、です。

これについては、URLを指定して他のファイルから持って来ているので、参照範囲はずれないという挙動になっております。

それでは、上の表のC列目の「5月10日の点数」も入れてみます。

お隣のセルC2を選択して、[Ctrl]+[R]を押すと、「拓海くん」の名前が入りますので、VLOOKUP関数の列を2列から6列に変更します。

=vlookup($A2,importrange(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,”1学期の英語小テスト結果!A1:O17″),6,false)

これで、同様に下のセルまで数式をコピーすると、5月10日の点数も求まりました。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

この写真は、地元で撮影した、「ノースポール」という花です。
ノースポールって「北極」という意味なのですが、花言葉は、「誠実」「冬の足音」「高潔」です。

最後に、Googleの神様、G神と呼ばれている、牛乳屋さん社長のにっしー氏の動画IMPORTRANGE関数を使ってグラフを反映させる方法を、上記のサンプルを使ってやってみます。

(私は、ただの1視聴者であり、にっしー社長とは面識がございません。)

サンプルデータは閲覧のみですが、シートをコピーすることは出来るので、動画の手順に沿ってコピーします。

それで、

=IMPORTRANGE(“17BmFEjySVCBZwzU5bByq1DrE4FMvyQyHM115qVFimRs”,”1学期の英語小テスト結果!A:O”)

と入れると、無事にグラフも反映出来ました。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

多摩モノレールです。
JR立川駅から多摩モノレールの立川南駅まで歩き、多摩モノレールで1駅の所にある柴崎体育館駅で下車して日野方面に南下した所にある、多摩川土手の立日橋から撮影しました。



スプレッドシートの学習について、

「本を買う必要はない。」
「本を買って実務に備えよう!」

と、意見が割れていますし、多少脱線しますが、
英語学習でも「英語はYouTubeだけでOK」という意見もあります。

これについて私の意見は、

「本を買う必要があるかどうかは、人それぞれだ!」

です。

私個人の意見として、本を買う必要がない方とは、

・自力でビジネスのチャンスをガンガン掴み取れる方

・自分で調べてドンドン自己成長が出来る自走型の方


・「頭の回転が速い」、「要領が良い」と良く言われている方

です。

逆に本を買った方が良い方は、

・就活や転職、実務に備えて予めビジネスで良く使うと言われる関数やショートカットキーの学習をして準備したい

という、慎重な方です。

人それぞれ状況が異なりますので、あなたにとって最適な選択が出来るように願っております。

迷われた方は、まず、ビジネス・教育系YouTuberの方の動画を紹介している記事の 初めてのGoogleスプレッドシート をご覧になり、気になる動画をいくつか見た後で、

「あとは自分で調べるから、本を買う必要はない」

または、

「動画も見たけれど、仕事に備えて予め準備をしたいから本が必要」

と、「あなたの感覚で」判断して頂けたらと思います。

その上で、やっぱり本も必要だと思われた方に、スプレッドシートの実務で使う技を総合的に身に付けるのにオススメの本で、最初に手に取って頂きたい本と、合わせて学ぶとより一層理解が深まるExcelの本を紹介させて頂きます。

見やすい内容の本で、要点がまとまっており、本に掲載されているQRコードから動画を視聴して、講師の方の懇切丁寧な分かりやすい説明に、学習のモチベーションが上がりました。
(QRコードだけでなく、URLも掲載されていますので、QRコード読み取りが苦手という方にとっても、お手に取りやすい本です。)

ビジネス教育系ユーチューバー、Youseful(ユースフル)の神川陽太(ようた)氏と、代表の長内孝平(おさ)氏が、「分かりやすさ」に徹底追求して教えて下さっているので、安心して学習を進められました。

「本×動画」という新しい学び方について、昭和生まれの私が、新しい学び方なんて大丈夫だろうか・・・と最初は恐々と学習を始めましたが、この本を1冊終えた頃には、スプレッドシートが怖くなくなりましたし、苦手だった複合参照(列のみ固定、行のみ固定)も克服出来ました。

ですので、スプレッドシートを勉強したいけれど、何から始めたら良いのか分からない、とお悩みの方は、是非手に取って見て下さい。

特に、昭和生まれでPCの操作に不安のある方にほど、オススメです!

勿論、平成生まれのお若い方にとっても、昭和生まれの私でさえ安心して学習出来た教材であるという事で、ご検討頂けますと幸いです。

講師の長内氏も神川氏も私よりもだいぶ若い方ですので、私にとってはまさに中高年の学び直しという所ですね。

私と同年代のロスジェネ世代の方は、若い方から教わることに抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、Yousefulの講師の方は親しみやすいので大丈夫です!

個人的には動画最後の「See you next time! Bye Bye!!」が大好きで勉強のモチベーションが上がる教材です!!

代表の長内氏のExcelの現場の教科書も併せて学習すると、特に関数が苦手な方にとって、理解が深まります。



皆さま、大変お疲れ様でした。
この記事最後のブレイクタイムPhotoは・・・

地元、東京下町の足立区の桜です。

仕事や勉強のリフレッシュに、趣味で写真を撮っておりますので、宜しかったら フォトストック写真ACさん の投稿もご覧頂けますと、大変嬉しい限りでございます!!

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ピボットテーブル

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QUERY関数を「ドラえもん」で使ってみよう!



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Excelにはないスプレッドシートオリジナル関数、QUERY関数を「ドラえもん」で使ってみよう!

ご存知の国民的アニメ、「ドラえもん」のキャラクターの点数を使って、Excelにはないスプレッドシートのオリジナル関数、QUERY関数基礎の基礎を掲載致します。

なんか難しそうなことをやるのでは・・・って身構えちゃいますよね。
最初は私もそうでした。

なので、この記事ではQUERY関数について、シンプルかつ丁寧にお伝えさせて頂きます。

QUERY関数では、例えば「ジャイアンの点数だけを絞り込んで」といったお願いを聞いてくれたり、点数を高い順にして、というお願いにも答えてくれる、とっても便利な関数なんです。

QUERY関数のざっくりとしたイメージですが、VLOOKUP関数をもっと便利した様なものなんだな〜〜程度のイメージで全然OKです。

まずは、こんな感じの表を作ってみました。

QUERY関数の引数(関数に「この条件でお願いしてね」って伝える内容)は、たった3つだけです。

・データの範囲

・クエリ(上の表から、「ジャイアンの点数を出して!」などと命令をするもの)

・データの「1行目」から持って来てと指定するために「1」を入力

これだけなので、まずはシンプルなものからやって行きます!!

左の表の一部を、右の黄色いセルのあるE1に関数を入れて行きます。

最初なので、シンプルに教科のあるB列だけを取り出してみます。
まず、

=qu

と入力して、Tabキーを押すと関数名が補完されて更に大文字になって、

=QUERY(

と数式バーに表示されます。
(細かいことですが、この関数名の補完は、かなり便利で時短に繋がると思います。)

まずは表の範囲を指定するので、A列からC列まで選択します。



=QUERY(A:C

この後、カンマを打って、ダブルクォーテーションも打ち、

=QUERY(A:C,”

この様に表示されます。

QUERY関数が他の関数とちょっと変わっているのは、このダブルクォーテーションを打つことです。

このダブルクォーテーションの中に、自分が取り出したい条件を指定するのがQUERY関数のルールなので、今は「そういうもんなんだ。」って取り敢えず進めますね。

今回は最初なので、シンプルに教科のB列だけを取り出してみます。

=QUERY(A:C,”select B

と入力します。
selectなんて、見慣れないしちょっと不安・・・って思われた方、大丈夫です!!

selectは英語で、「選択する」という動詞で、英文法で動詞で始まる文は命令文って中学英語で習ったと思いますので、「選択して!」という命令文を入れました。

いきなり英文法の話なんかしたので、「私は英語が苦手なんですけれど、大丈夫でしょうか?」と思われた方、それも大丈夫です!!

というのは、実は私は英検3級落ちました(笑)
それでも今ではQUERY関数を多少は使えるぐらいになりましたので、あなたなら絶対大丈夫です!!

それで、selectで何を選択するのか、動詞の後に目的語であるB列を選択するので、 「select B」 と打ちました。

あとは、ダブルクォーテーションを閉じて、カンマを打ちます。

=QUERY(A:C,”select B”,

今は、こんな感じになっています。

最後にこの表の1行目から持ってくるので、1行目の1を関数の中に指定して、括弧を閉じます。

最終的には、この様になりました。

=QUERY(A:C,”select B”,1)

このようにB列だけ絞り込めました。

今度は、A列とB列だけにしてみます。
これも簡単で、カンマで区切って「A,B」とすると、A列とB列のみになります。

=QUERY(A:C,”select A,B”,1)

と、このように、列をカンマで区切って指定します。

全ての列を表示させるには、A,B,C・・・と全て書くのですが、それは面倒なので、このように、*(アスタリスク)を使います。

=QUERY(A:C,”select *”,1)

今度は、「ジャイアンだけ」を抽出してみます。

whereは英語で「どこ」ですよね。
ジャイアンだけを出すには、where(どこ)A列という「場所」を指定して、A列が「ジャイアン」であることをQUERY関数に伝えます。

1つ注意点として、ジャイアンを抽出する際に、ジャイアンの名前を「’(シングルクォーテーション)」で囲って、 ‘ジャイアン’ と指定します。

=QUERY(A:C,”select * where A=’ジャイアン'”)

ポイントは、

・条件を指定したいときはwhereを使う

・条件(例えば「ジャイアン」という名前)は、シングルクォーテーションを使う

の2点です。

ここで、なぜダブルクォーテーションではなく、シングルクォーテーションを使うのか、という理由をお話しします。

シングルクォーテーションを使う理由は、すでにダブルクォーテーションを使ってしまっているので、その状態でダブルクォーテーションを使うと、クエリの範囲が途切れてしまうからです。

では、仮にダブルクォーテーションを使ったとします。

“select * where A=”ジャイアン””

となると、select からジャイアンの直前のイコールまでがクエリとして認識されて、そこで終わってしまうので、ダブルクォーテーションではなく、シングルクォーテーションを使うことによって、クエリの条件指定が、まだまだ続きますよ〜ということをQUERY関数に伝えているのです。

=QUERY(A:C,”select * where A=’ジャイアン'”,1)

今、この様に式が入っていて、

という様に表示がされています。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

ガーデンローズという薔薇です。


次にジャイアンの点数を昇順(低い順)に並べ替えてみます。

昇順に並び替えるには、

「order by」で「並び替えるよ〜〜」って宣言してから、並び替えたい列(この場合は点数が入っているC列)を指定して、昇順という意味のascを指定します。
なので、 order by C asc をダブルクォーテーションの中に入れてあげます。

=QUERY(A:C,”select * where A=’ジャイアン’ order by C asc”,1)

今度は、昇順ではなく、降順で点数の高い順にしてみます。

それには、ascの所を、descに変えます。

=QUERY(A:C,”select * where A=’ジャイアン’ order by C desc”,1)

ポイントは、

・並べ替えにはorder byを使う

・その次に並べ替えたい列を指定する

・最後に昇順(asc)か降順(desc)を指定する

になります。

ジャイアン、意外にも理科が得意だったんですね。
いつも空き地の土管で歌っているから、歌いながら動植物でも観察しているのでしょうか・・・。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

地元で有名な公園といえば、水元公園(東京都葛飾区にある、都立公園)です。
ちょっとここでこの写真を見て休憩〜〜〜

では、最後に全てのキャラクターを

・「名前」で昇順
・「点数」で降順

で並び替えてみます。
まず、名前の昇順からです。

=QUERY(A:C,”select * order by A asc”,1)

となるのですが・・・、ここでおかしなことが発生しました(涙)

あれ!!データ、どこいった!!

実は、この表をず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと下にスクロールすると、

980行目ぐらいにデータがありました。

これ、どういうことなのか、と申しますと、昇順に並べる時に空っぽの行が上に来てしまっているのです。

なので、「空白の行を除いて下さい」とクエリの中で指定する必要が出てきます。

この空っぽというのは、nullと言います。
nullは「ヌル」という読み方をして、「何もない」ことをnullと言います。
何もないというのは、ゼロでもありません。

「ドラえもん」を例に、「nullとゼロの違い」を解説します。
のび太はしょっちゅう0点を取って、いつも先生やママに叱られていますが、0点という点数だって一応テストは受けたのですから、nullではなく抽出されるべき点数です。

なので、nullとは0ではなく、この例ですと「テストを受けていない、ドラえもん」になります。

空白行以外を出したいのであれば、where句を使って、

where A is not null

という条件を追加する必要が出てきます。


これで、A列はnullでは無いという意味です。
(他の列を指定しても大丈夫ですが、ここでは話をシンプルにする為に、A列が空白行では無いという条件を指定しました。)

=QUERY(A:C,”select * where A is not null order by A asc”,1)

と、「where A is not null」を追加してみると・・・

この様に、無事に表示されました。
では、A列の名前が昇順、C列の点数が降順(高い順)にしてみます。

続けて条件を指定する場合には、A列の条件の後に「カンマ」を打つことを忘れない様にすることがポイントです。

=QUERY(A:C,”select * where A is not null order by A asc,C desc”,1)

と指定すると、名前の昇順、点数の高い順(降順)に並び替えられました。

例えば「のび太くん」は、「国語が得意」という分析が出来ました。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

このブレイクタイムPhotoは、多摩モノレールの写真です。

JR立川駅から立川南まで歩いてすぐ多摩モノレールに乗り換えられて、柴崎体育館駅で下車して日野方面に南下した所にある、多摩川河川敷から多摩モノレールを撮影しました。


最後に更に深くQUERY関数のことを知りたいという方へ
QUERY関数シリーズ動画を掲載致します。

Googleの神様でG神と呼ばれている牛乳屋さんcooker8 by 明治クッカーの西原亮社長、にっしー氏のチャンネルがオススメです!

(私は、ただの1視聴者であり、にっしー社長とは面識がございません。)

動画その1

動画で使うサンプルは、テストデータージェネレーターを使って用意をしました。

これを使うと、ランダムな氏名・フリガナ・性別・生年月日が生成出来ます。

動画その2

また、ランダムな点数はrand関数を使いました。

例えば、500点満点のぐらいの点数を用意したい場合は、

=rand()*500

で、ランダムな点数が生成出来ます。

ただ、rand関数で生成した結果は、このままでは実行の度に点数が変わってしまうので、[Ctrl]+[Shift]+[V]で値貼りすると、スムーズに学習が進めました。

にっしー社長の動画は チャンネル登録 をしていて、動画が見終わったら「Goodボタン」を押して楽しく拝聴しております。




スプレッドシートの学習について、

「本を買う必要はない。」
「本を買って実務に備えよう!」

と、意見が割れていますし、多少脱線しますが、
英語学習でも「英語はYouTubeだけでOK」という意見もあります。

これについて私の意見は、

「本を買う必要があるかどうかは、人それぞれだ!」

です。

私個人の意見として、本を買う必要がない方とは、

・自力でビジネスのチャンスをガンガン掴み取れる方

・自分で調べてドンドン自己成長が出来る自走型の方


・「頭の回転が速い」、「要領が良い」と良く言われている方

です。

逆に本を買った方が良い方は、

・就活や転職、実務に備えて予めビジネスで良く使うと言われる関数やショートカットキーの学習をして準備したい

という、慎重な方です。

人それぞれ状況が異なりますので、あなたにとって最適な選択が出来るように願っております。

迷われた方は、まず、ビジネス・教育系YouTuberの方の動画を紹介している記事の 初めてのGoogleスプレッドシート をご覧になり、気になる動画をいくつか見た後で、

「あとは自分で調べるから、本を買う必要はない」

または、

「動画も見たけれど、仕事に備えて予め準備をしたいから本が必要」

と、「あなたの感覚で」判断して頂けたらと思います。

その上で、やっぱり本も必要だと思われた方に、スプレッドシートの実務で使う技を総合的に身に付けるのにオススメの本で、最初に手に取って頂きたい本と、合わせて学ぶとより一層理解が深まるExcelの本を紹介させて頂きます。

見やすい内容の本で、要点がまとまっており、本に掲載されているQRコードから動画を視聴して、講師の方の懇切丁寧な分かりやすい説明に、学習のモチベーションが上がりました。
(QRコードだけでなく、URLも掲載されていますので、QRコード読み取りが苦手という方にとっても、お手に取りやすい本です。)

ビジネス教育系ユーチューバー、Youseful(ユースフル)の神川陽太(ようた)氏と、代表の長内孝平(おさ)氏が、「分かりやすさ」に徹底追求して教えて下さっているので、安心して学習を進められました。

「本×動画」という新しい学び方について、昭和生まれの私が、新しい学び方なんて大丈夫だろうか・・・と最初は恐々と学習を始めましたが、この本を1冊終えた頃には、スプレッドシートが怖くなくなりましたし、苦手だった複合参照(列のみ固定、行のみ固定)も克服出来ました。

ですので、スプレッドシートを勉強したいけれど、何から始めたら良いのか分からない、とお悩みの方は、是非手に取って見て下さい。

特に、昭和生まれでPCの操作に不安のある方にほど、オススメです!

勿論、平成生まれのお若い方にとっても、昭和生まれの私でさえ安心して学習出来た教材であるという事で、ご検討頂けますと幸いです。

講師の長内氏も神川氏も私よりもだいぶ若い方ですので、私にとってはまさに中高年の学び直しという所ですね。

私と同年代のロスジェネ世代の方は、若い方から教わることに抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、Yousefulの講師の方は親しみやすいので大丈夫です!

個人的には動画最後の「See you next time! Bye Bye!!」が大好きで勉強のモチベーションが上がる教材です!!

代表の長内氏のExcelの現場の教科書も併せて学習すると、特に関数が苦手な方にとって、理解が深まります。



皆さま、大変お疲れ様でした。
この記事最後のブレイクタイムPhotoは・・・

こちらも多摩モノレールの写真になります。

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Excelにはないスプレッドシートの関数、ARRAYFORMULA関数でシートを軽くしてIF関数と組み合わせて「ドラえもん」キャラの点数を分岐する

スプレッドシートにはExcelと共通して使える関数もある中で、Excelにはないスプレッドシートのオリジナル(独自)の関数もございます。

今日はその中でも比較的とっつきやすい、ARRAYFORMULA関数を使って、国民的アニメ、「ドラえもん」のキャラを使って、簡単にIF関数で分岐する方法を掲載致します。

Excelでは数式を使いたい範囲全てに、数式を入れていましたね。
その為数式を入れるとシートが重くなってしまいました。

しかし、ARRAYFORMULA関数では、適用したい範囲の最初の1つのセルにだけ関数を入れると、範囲の全てに適用出来るので、シートを軽く出来ます。
具体的に見て行きましょう!

具体例として、のび太やジャイアンといった、国民的アニメ「ドラえもん」のキャラの点数を分岐します。

分岐する条件として、50点以下のキャラクターには補習を受けてもらいます。

Excelと同じように関数を入れると、まずC2のセルに、

=IF(B2<50,”補習”,””)

と入れます。

はい、のび太くん、補習確定!!

この状態で、[Shift]+[↓(下矢印)]を押しながら出来杉くんの所までドラッグして[Ctrl]+[D]を押します。

のび太とジャイアンが補習を受けることになりました。

ここまではExcelと一緒ですね。

スプレッドシートでは、のび太くんの所だけに式を入れるだけで出来杉くんの所まで式を扱うことのできる、ARRAYFORMULA関数とIF関数を組み合わせると、スプレッドシートを軽く出来ます。

一旦、ジャイアンから出来杉くんまでの判定を消します。

これで、セルC3の数式をこのように修正致します。
IF関数をARRAYFORMULA関数の中にぶち込みます。

一旦数式を消してから、

=arr

と入力すると候補が出るので、Tabキーを押してARRAYFORMULAを選択して、この様に式を入れます。

=ARRAYFORMULA(IF(B2:B6<50,”補習”,””))

候補を使えば、この関数のスペルを覚える必要までは無いんですけれど、それでも、

ポイントは、
・ARRAYはR
・FORはフォーユーとかのFOR
・MULAはL
・範囲はのび太から出来杉くんまでのB2:B6を指定する

所です。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

房総半島の外房、御宿の海の写真です。


ARRAYFORMULA関数についてもっと知りたい方へ

Googleの神様でG神と呼ばれている牛乳屋さんcooker8 by 明治クッカーの西原亮社長、にっしー氏のチャンネルがオススメです!

(私は、ただの1視聴者であり、にっしー社長とは面識がございません。)

この動画では、このブログでは紹介していない、ARRAYFORMULA関数をもっと便利に使うことの出来るショートカットキーの使い方を説明して下さっています。

また、ARRAYFORMULA関数の他に、氏名や年月日を分けるのに便利なSPLIT関数や、年・月・日を指定する関数、転置するのに便利なTRANSPOSE関数、ミニグラフを作るのに便利なSPARKLINE関数の使い方も勉強出来ます。




スプレッドシートの学習について、

「本を買う必要はない。」
「本を買って実務に備えよう!」

と、意見が割れていますし、多少脱線しますが、
英語学習でも「英語はYouTubeだけでOK」という意見もあります。

これについて私の意見は、

「本を買う必要があるかどうかは、人それぞれだ!」

です。

私個人の意見として、本を買う必要がない方とは、

・自力でビジネスのチャンスをガンガン掴み取れる方

・自分で調べてドンドン自己成長が出来る自走型の方


・「頭の回転が速い」、「要領が良い」と良く言われている方

です。

逆に本を買った方が良い方は、

・就活や転職、実務に備えて予めビジネスで良く使うと言われる関数やショートカットキーの学習をして準備したい

という、慎重な方です。

人それぞれ状況が異なりますので、あなたにとって最適な選択が出来るように願っております。

迷われた方は、まず、ビジネス・教育系YouTuberの方の動画を紹介している記事の 初めてのGoogleスプレッドシート をご覧になり、気になる動画をいくつか見た後で、

「あとは自分で調べるから、本を買う必要はない」

または、

「動画も見たけれど、仕事に備えて予め準備をしたいから本が必要」

と、「あなたの感覚で」判断して頂けたらと思います。

その上で、やっぱり本も必要だと思われた方に、スプレッドシートの実務で使う技を総合的に身に付けるのにオススメの本で、最初に手に取って頂きたい本と、合わせて学ぶとより一層理解が深まるExcelの本を紹介させて頂きます。

見やすい内容の本で、要点がまとまっており、本に掲載されているQRコードから動画を視聴して、講師の方の懇切丁寧な分かりやすい説明に、学習のモチベーションが上がりました。
(QRコードだけでなく、URLも掲載されていますので、QRコード読み取りが苦手という方にとっても、お手に取りやすい本です。)

ビジネス教育系ユーチューバー、Youseful(ユースフル)の神川陽太(ようた)氏と、代表の長内孝平(おさ)氏が、「分かりやすさ」に徹底追求して教えて下さっているので、安心して学習を進められました。

「本×動画」という新しい学び方について、昭和生まれの私が、新しい学び方なんて大丈夫だろうか・・・と最初は恐々と学習を始めましたが、この本を1冊終えた頃には、スプレッドシートが怖くなくなりましたし、苦手だった複合参照(列のみ固定、行のみ固定)も克服出来ました。

ですので、スプレッドシートを勉強したいけれど、何から始めたら良いのか分からない、とお悩みの方は、是非手に取って見て下さい。

特に、昭和生まれでPCの操作に不安のある方にほど、オススメです!

勿論、平成生まれのお若い方にとっても、昭和生まれの私でさえ安心して学習出来た教材であるという事で、ご検討頂けますと幸いです。

講師の長内氏も神川氏も私よりもだいぶ若い方ですので、私にとってはまさに中高年の学び直しという所ですね。

私と同年代のロスジェネ世代の方は、若い方から教わることに抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、Yousefulの講師の方は親しみやすいので大丈夫です!

個人的には動画最後の「See you next time! Bye Bye!!」が大好きで勉強のモチベーションが上がる教材です!!

代表の長内氏のExcelの現場の教科書も併せて学習すると、特に関数が苦手な方にとって、理解が深まります。



皆さま、大変お疲れ様でした。
この記事最後のブレイクタイムPhotoは・・・

江ノ電、鎌倉高校前の海です。

仕事や勉強のリフレッシュに、趣味で写真を撮っておりますので、宜しかったら フォトストック写真ACさん の投稿もご覧頂けますと、大変嬉しい限りでございます!!

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最後までご精読、誠にありがとうございました!!

最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました!!

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ARRAYFORMULA関数で連番を振る

QUERY関数を「ドラえもん」で使ってみよう!

IMPORTRANGE関数とVLOOKUP関数の合わせ技




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Excelにはないスプレッドシートの関数、ARRAYFORMULA関数でシートを軽くして連番を振ってみた

スプレッドシートには、Excelと共通して使える関数もありますが、Excelにはないスプレッドシート独自の関数もございます。

今日はその中でも比較的とっつきやすい、ARRAYFORMULA関数を使って、簡単に連番を打つ方法を掲載致します。

Excelでは数式を使いたい範囲全てに、数式を入れていましたね。
その為数式を入れるとシートが重くなってしまいました。

しかし、ARRAYFORMULA関数では、適応したい範囲の最初の1つのセルにだけ関数を入れると全てに適用出来るので、シートを軽く出来ます。
具体的に見て行きましょう!

このシートの黄色い所、A2からA11までに連番を1,2,…10と降ります。
Excelと共通のやり方ですと、A2に

=ROW(A2)

と入力します。

こんな感じで入力出来ました。
このROW関数は、行を教えてくれる関数です。
=ROW(A2)と指定したので、A2は2行目なので、「2」が求まりました。

これを1から始まるようにしたいので、

=ROW(A2)-1

と数式を修正します。


これをShiftを押しながら↓(下矢印)でA11まで選択して、[Ctrl]+[D]を押すと、このように連番が振れました。

この黄色い所の全てに式が入っています。
10行ぐらいなら良いとしても、これが100行、1000行となると、一気にスプレッドシートが重たくなりますよね。

1つのセルだけに数式を入れたら、指定したい範囲に全てに連番を振れたら便利ですよね。
まさに、ARRAYFORMULA関数は、それを実現出来る関数なんです!!

使い方ですが、まずは一旦A3:A11まで消します。

この状態で、A2のセルのみに、関数を入れて、
ROW関数をARRAYFORMULA関数の中にぶち込みます!!

一旦数式を消して、

=arr

と入力すると候補が出るのでARRAYFORMULA関数をTabキーで選択して



=ARRAYFORMULA(ROW(A2:A11)-1)


と式を入れます。
式が入っているセルは一つしかないのに、全ての範囲に連番が振れました。

関数名の補完を使えばスペルまで覚える必要が無いのですが、

ポイントは、
・ARRAYはR
・FORはフォーユーとかのFOR
・MULAはL
・範囲はA2:A11を指定する

です。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

地元、東京下町の桜です。

次、行きます。
今度は、101行目まで連番を振ってみます。

式を下記のように修正します。
修正する箇所は1つだけで、ROW関数の中のA11をA101にします。

=ARRAYFORMULA(ROW(A2:A101)-1)

すると・・・

途中省略

と、連番が振れました。

お疲れ様でした。
ここで一旦、写真で休憩を挟みます。

写真は地元の紫陽花です。



スプレッドシートの学習について、

「本を買う必要はない。」
「本を買って実務に備えよう!」

と、意見が割れていますし、多少脱線しますが、
英語学習でも「英語はYouTubeだけでOK」という意見もあります。

これについて私の意見は、

「本を買う必要があるかどうかは、人それぞれだ!」

です。

私個人の意見として、本を買う必要がない方とは、

・自力でビジネスのチャンスをガンガン掴み取れる方

・自分で調べてドンドン自己成長が出来る自走型の方


・「頭の回転が速い」、「要領が良い」と良く言われている方

です。

逆に本を買った方が良い方は、

・就活や転職、実務に備えて予めビジネスで良く使うと言われる関数やショートカットキーの学習をして準備したい

という、慎重な方です。

人それぞれ状況が異なりますので、あなたにとって最適な選択が出来るように願っております。

迷われた方は、まず、ビジネス・教育系YouTuberの方の動画を紹介している記事の 初めてのGoogleスプレッドシート をご覧になり、気になる動画をいくつか見た後で、

「あとは自分で調べるから、本を買う必要はない」

または、

「動画も見たけれど、仕事に備えて予め準備をしたいから本が必要」

と、「あなたの感覚で」判断して頂けたらと思います。

その上で、やっぱり本も必要だと思われた方に、スプレッドシートの実務で使う技を総合的に身に付けるのにオススメの本で、最初に手に取って頂きたい本と、合わせて学ぶとより一層理解が深まるExcelの本を紹介させて頂きます。

見やすい内容の本で、要点がまとまっており、本に掲載されているQRコードから動画を視聴して、講師の方の懇切丁寧な分かりやすい説明に、学習のモチベーションが上がりました。
(QRコードだけでなく、URLも掲載されていますので、QRコード読み取りが苦手という方にとっても、お手に取りやすい本です。)

ビジネス教育系ユーチューバー、Youseful(ユースフル)の神川陽太(ようた)氏と、代表の長内孝平(おさ)氏が、「分かりやすさ」に徹底追求して教えて下さっているので、安心して学習を進められました。

「本×動画」という新しい学び方について、昭和生まれの私が、新しい学び方なんて大丈夫だろうか・・・と最初は恐々と学習を始めましたが、この本を1冊終えた頃には、スプレッドシートが怖くなくなりましたし、苦手だった複合参照(列のみ固定、行のみ固定)も克服出来ました。

ですので、スプレッドシートを勉強したいけれど、何から始めたら良いのか分からない、とお悩みの方は、是非手に取って見て下さい。

特に、昭和生まれでPCの操作に不安のある方にほど、オススメです!

勿論、平成生まれのお若い方にとっても、昭和生まれの私でさえ安心して学習出来た教材であるという事で、ご検討頂けますと幸いです。

講師の長内氏も神川氏も私よりもだいぶ若い方ですので、私にとってはまさに中高年の学び直しという所ですね。

私と同年代のロスジェネ世代の方は、若い方から教わることに抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、Yousefulの講師の方は親しみやすいので大丈夫です!

個人的には動画最後の「See you next time! Bye Bye!!」が大好きで勉強のモチベーションが上がる教材です!!

代表の長内氏のExcelの現場の教科書も併せて学習すると、特に関数が苦手な方にとって、理解が深まります。



皆さま、大変お疲れ様でした。
この記事最後のブレイクタイムPhotoは・・・

スカイツリーと河津桜です。

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最後までご精読、誠にありがとうございました!!

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ARRAYFORMULA関数とIF関数の組み合わせ

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初めてのGoogleスプレッドシート


この記事では、これからスプレッドシートを学ぶ方向けに、役立つ動画と書籍の紹介を致します。

※ 私は動画及び書籍を紹介しているだけのただの一読者、視聴者であり、動画投稿者及び著者の方とは面識がございません。

本を買うかどうかは、これから紹介する動画をご覧になって、もし必要であれば、「この辺りの本が良いんじゃない?」という本を紹介させて頂きますので、まずは動画をご覧下さいませ。

(人によっては本まで買わなくても、動画と検索だけで十分かもしれません。
ただ、私は事情があって急きょ会社を2ヶ月休職することになってしまい、その事情に関連することで色々心配でしたので、念のために本を購入致しました。)

この記事で紹介する動画講義は、

チャンネル: G神(cooker8 by 明治クッカー 牛乳屋さん社長)
講師:にっしー(西原 亮)

チャンネル: ビジネス教育系ユーチューバーYouseful(ユースフル)
Yousefulの講師の方

の講義が、初めての私でも分かりやすかったです。

動画自体も沢山あるので、どれから視聴したら良いのか、と迷われた方は目安にして頂けましたら嬉しいです。

動画の学習をする際のサンプルのスプレッドシートの最初に、「動画」というシートを作って、そこに動画のリンクを貼って学習した所、スムーズに学習が進められました。


 最初の動画講義です。

チャンネル: G神(cooker8 by 明治クッカー 牛乳屋さん社長)
講師:にっしー(西原 亮)

● Googleスプレッドシートで作る、簡単todoリストの作り方!【Google Workspace #4】(時間:9:12)

初めてスプレッドシートに触る方にとって、実際に手を動かしながらシンプルな成果物を作成することによって、まずは「慣れる」ことが出来る内容になっています。

・表示の固定のやり方がExcelと違う
・文字列の折り返し
・プルダウンリストの作り方(直接指定・範囲指定)
・メモ、コメントのチャット機能


などが、ざっと習得できました。
シンプルですけれど、初めてスプレッドシートに触る方、Excelは自信あるけれど、スプレッドシートに不安のある私にとっては、動画を視聴ながら実際に手を動かして作ってみて、スプレッドシートに対する不安な気持ちがだいぶ払拭されました。


● タイトル:【初心者向け】エクセル、スプレッドシートの基本は関数!超簡単な基礎を教えます!【Google Workspace #6】(時間:14:42)

算数・数学が苦手で関数を使う以前に四則演算のやり方が分からない方向けの説明から、Excelでもスプレッドシートでも良く使う基本的な関数を実際に使って集計しました。

・SUM関数
・COUNTA関数
・SUMIF関数
・COUNTIF関数

について手を動かしながら理解して行きました。
COUNTA関数とCOUNT関数(こっちは動画には無かったです。)の違いが良く分かっていなかったのですが、COUNTA関数のAが付く方を使うと、文字でもカウントの対象になるんですね。

最後の10:10からの、「関数を自分でどんどん覚えるにはGoogle先生に聞こう」ということが一番大事だと、にっしー社長は仰っていました。
「本を使わずにGoogleで検索する」という方法を伺い、最初私は、
「それって頭の良い人のやり方でしょ、私みたいに頭の悪い人間は、調べる段階でパニックになったり、テンパったりしちゃうのでは・・・」と思っておりました。
しかし、せっかくにっしー社長がそう仰って下さっているのだったらと動画の視聴を進めた所、私みたいにすぐテンパる人でも実行出来る、Googleで関数の調べ方の実演をして下さったので、私もちょっと頑張って、「頭の良い方の関数学習方法」に挑戦したいと思いました。


● 【絶対に守ろう】スプレッドシートで絶対に使うべき機能3選。【Google Workspace # 12】(時間:11:01)

スプレッドシートを複数のメンバーで共同編集する際に、「他のメンバーに迷惑を掛けたくない」と思われる方は、是非おススメの動画です。

・入力規則のプルダウンリスト入力
・個人フィルタ(特にマスト!!)
・条件付き書式

私にとっては特に「個人フィルタ」が新たに知った知識でした。
自分の作業に没頭するあまりに気づく余裕が無かったのですが、他のメンバーがシートを見づらくなっちゃうことも考えないといけないな、と私も思いました。

現在(2023年5月1日)では、フィルタ設定をする時にこのような画面が出て、「自分にフィルタを適用」を選ぶと、最初から個人フィルタの設定になります。

条件付き書式では、空白セル単体の書式設定や、進捗状況が「未着手」の場合は一行丸ごと書式設定する方法が勉強出来ました。
行ごとの設定では、カスタム数式を選択して複合参照で数式を使いました。
あまりこの使い方に慣れていないので、繰り返し学習して慣れて行きたいです。


● 生産性を上げるスプレッドシート術3選。不要なコピペしてませんか?(時間:14:35)


この動画では、

・カンマと小数点を使った、数字の位の表記
・数式の一括置換
・転置して貼り付け

の学習が出来ます。

学習用のサンプルを用意する手間を少なくして、なるべく楽に用意して本来の学習に集中出来るように、書かせて頂きます。
最後の転置して貼り付けのデータはそんなに手間がかからないので、最初の2つについてのみをこの記事で掲載致します。

最初の会社実績の表を作る時、セルE5人件費合計「=E6+E7」と式を入れて、右にコピー(ショートカットキーは、[ctrl]+[R] )をして、
セルE9営業利益は、この例ですと、
「営業利益=粗利-人件費合計-その他固定費」になるので、
「=E4-E5-E8」と式を入れて右にコピーすると割と簡単に作れると思います。

数式のコピーの例では、組織図を用意するのは大変そうだと思いましたので、取り敢えずVLOOKUP関数だったらサンプルとして使えのるかも知れないと思い、この様な適当な表を用意して、VLOOKUP関数を作って数式の置換を実行してみました。
(この表は値段から何から何まで「適当に」、「私、猫★シエスタが」作ったものです。) 
数式の置換に便利なショートカットキーも動画の中で説明して下さっています。

上の表では、新たに増えた分を黄色のセルとして、数式の置換を動画を見ながら行いました。

転置して貼り付けはどこだっけ??ってなっていたので、思い出せました。


●【エクセルVSスプレッドシート】印刷しやすいのはどっちだ!?超簡単な印刷設定教えます!!【Google Workspace #23】(時間:8:21)

スプレッドシートで印刷?ってイメージが沸かなかったのですが、Excelと比べて随分シンプルで、え?これだけで印刷出来るんだ・・・って思いました。
これはスプレッドシートに軍配が上がりますね。
特に、「範囲を指定して印刷」は実際に実務で役立ちました。


●【仕事で必須】G神厳選。スプレッドシートで生産性を上げる6つの基本【Google Workspace # 24】(時間:15:50)

この動画では、

・表示の固定(行・列)
・フィルタの設定で昇順・降順・エリア「○○南」を抽出する
・入力規則の必要性とそのやり方、入力アシスト
・条件付き書式で「完了」の行ごと丸ごと黒っぽい灰色にする
・リンクを貼ってGoogleドライブに飛ぶように設定
・チームでスプレッドシートを使う際に個人フィルタを使う
・チャットボットを使ったセルのコメント連動(多分有料版??)

条件付き書式の行単位で「カスタム数式」を使って、丸ごと書式を設定するやり方は、慣れるまで私の場合はちょっと不安もあったので、この動画で復習が出来ました。
やはり、表示の固定や個人フィルタの必要性は、この動画にもありましたので、それだけ重要な使い方だということを心構えとして持った上で、スプレッドシートを今後使って行きたいです。
最後のチャットボットは私が無料版を使っているからなのか、私の環境では上手く行きませんでした。
もう少し所得が増えたらGoogleに課金しようかな・・・。


● データの入力規則が大幅進化。画面使って徹底解説‼Googleスプレッドシートの使い方(時間:13:28)

この動画では、

・データ入力規則プルダウンリストのアップデートバージョンの設定の仕方
・条件付き書式との兼ね合いのデメリット

・1行丸ごと条件付き書式を設定する、カスタム数式の複合参照を使った設定方法
・リストを前のバージョンの見栄えに近くする方法
・入力規則設定のショートカットの方法

についての実演・ご説明でした。
条件付き書式のカスタム数式を使った、行ごとの設定の仕方の復習にもなりました。
最後のプルダウンリストなどのデーター入力規則を選べるショートカットの方法はかなり便利だと思いました。


●【Googleスプレッドシート】頭の片隅に入れてほしい5つの機能。役立つ場面がきっとあります。【Google Workspace #45】(時間:11:34)

この動画では、

・転置して貼り付け
・変更履歴からの復元
・置換

・シートとセル範囲の保護
・メモ

など、今後の仕事に使えるかも知れないことの学習が出来ました。
この動画は「そう言えばこういう機能があるな・・・」と、また何回も何回も見直して活用する動画とにっしー社長が仰っていましたので、要復習ですね♪

特に、「変更履歴からの復元」は、今後動画を繰り返し見て復習する時に、「学習始めの版」と名前を付けておくと、復習がスムーズになりました。
変更履歴の右の3つのポチ、またはファイル → 変更履歴 → 最新の版に名前を付ける所から名前を付けて、変更履歴の上のボックスから「名前付きの版」を選ぶと簡単に復元出来ました。


● 【衝撃】エクセルのショートカットもスプレッドシートで使える!ショートカット大全スプレッドシート編【GoogleWorkspace #62】(時間:9:55)

この動画では、

・貼り付け系
・今日の日付
・リンク挿入
・メモ
・新しいシートの挿入
・シート間の移動

・検索と置換
・キーボードショートカットの見方
・Excelとの互換でどこまで使えるか

などの頻度の高いショートカットキーが学べました。
リンクを挿入した際、逆にリンクを削除する時にはどうするのかちょっと分からなかったので調べたり試したりしたところ、リンクを貼ったセルにマウスをホバー(特にクリックとかしないで当てるだけ)して、ポップアップされた右端からリンクを削除することが出来ました。


● 【基本技】売上数値を色で可視化!スプレッドシートでデータ活用の1歩目(時間:16:20)

この動画では、

・複合参照
・メモの挿入
・条件付き書式の設定方法
・グリッド線の非表示
・グループ化


といったことを、「この動画1本で」復習出来るので、個人的にはかなりお得な動画だと思います。

サンプルを用意するのがちょっと面倒なのですが、1回作ってしまえば、後は動画を復習で見る時にスムーズに学習を進められました。
A列からE列の、「月度」〜「人件費以外」はそのまま動画の通りに数字を入れたので、多少の手間がかかりましたが、D列・E列の、「人件費」・「人件費以外」のこの2列に関しては、同じ数値のコピーでしたので、楽でした。

F列の営業利益は、このサンプルの場合に絞って簡潔にお伝えすると、
営業利益:粗利益-人件費-人件費以外 なので、
F3の数式: =C3-D3-E3
と入力して、数式を下にフィルしました。

参考になったサイト:
営業利益とは?経常利益との違いや計算方法を解説
【中学生でも分かる】粗利とは?計算方法と粗利率の意味・重要性を説明します

その後、複合参照を使って売上(%)を求め、メインとなる条件付き書式の設定の仕方を教えて頂けました。
条件の優先順序を間違えると正しく色分けされないので、「以上の場合」でも「以下の場合」でも、共通して言えることは、

より厳しい条件が上に来る
(この例ですと、経営の面でより良い数字の条件が上に来る)

と、私は理解しました。
この辺ちょっと分かりにくい方は、ご自身で上から下に向かった数直線を書いてみると、あぁ、そういうことか・・・と納得が行くかと思います。

いざ実務でスプレッドシートを使う時にちょっと不安もありましたので、この動画をもう何回か復習で見て、もっと慣れて行きたいと思います。


●【データ活用】ピボットテーブルの使い方。関数不要のデータ分析ツール。Googleスプレッドシート活用術スキル(時間:10:25)

ピボットテーブル!?と聞くと、なんだか難しそうなイメージがありますが、この動画はとても分かりやすくてシンプルな内容にまとめて下さっていますので、文系だから〜〜〜って思わずに、気楽に見て頂いた方が楽しく勉強出来ると思います。

この動画では、

・ピボットテーブルの基本の作り方
・時間の合計が合わない時の設定の仕方
・ピボットテーブルの便利な使い方

・ピボットテーブルを作る時の注意点

について教えて頂けました。

ちょっと学習用サンプルを用意するのが大変でしたが、実際に使ったのは、A列「店舗」〜F列「総時間」です。

ピボットテーブルエディタを閉じてしまったのですが、ピボットテーブルを編集したい時には、表左下の鉛筆マークを押すと、「ピボットテーブルエディタ」が表示され、そこから色々編集出来ました。

動画にあったように、何かおかしいなと思ったら、範囲が違うことをまずは疑って見ることに致しました。


● スプレッドシートをより便利に!意外と知らない仕事で使える5つの関数【GoogleWorkspace #63】(時間:14:09)

動画で使うサンプルは、テストデータージェネレーターを使って用意をしました。

また、ランダムな点数はrand関数を使いました。

ぱっと見、0-40ぐらいの点数でしたので、
=int(rand()*40)
で、ランダムな点数を生成しました。

ただ、rand関数で生成した結果は、このままでは実行の度に点数が変わってしまうので、[Ctrl]+[Shift]+[V]で値貼りすると、スムーズに学習が進めました。

準備が整ったら、早速arrayformula関数のショートカットキーがあることを初めて知って、こんな便利な方法があるんだ!!と感激しました。

次にsplit関数、split関数とarrayformula関数との合わせ技、
left関数、right関数、year関数、month関数、day関数、

transpose関数と転値して貼り付け
この、転置して貼り付けは、私の環境では右クリックの他には「編集」メニューからになっておりました。

最後sparkline関数は、まさに意外と知らない関数でした。
ちょっと「;(セミコロン)」の所をコロンにしてしまって上手くいかなかったりと、私はもうちょっとsparkline関数の練習をした方が良さそうです。

sparkline関数で、最大値や最小値に色を付けるところで、red(赤)の他にどんな色が指定できるかやってみた所、blue,green,cyan,magentanの他にも、16進数で指定が出来ました。


●【一目でわかる】請求・入金管理シートをGoogleスプレッドシートでイチから作る。経理やフリーランスの方は必見。【GoogleWorkspace #48】(時間:20:57)

この動画では、

・プルダウンリスト
・SUMIF関数
・条件付き書式の設定
・SUMIFS関数

・複合参照(行のみ固定または列のみ固定)
・転置して貼り付け

の総復習が出来ますので、これまで動画を見て学んで来たことが、実際にはどれだけ身に付いているのかの確認になりました。

(最後のシート、「売上管理」で年月を入れる時には、以前の動画の「転置して貼り付け」を使いましたので、その復習になりました。)


●【有料級】はじめてのQuery関数。たった一文で業務効率劇的変化(where句・select句・order by 句)(時間:17:15)

動画で使うサンプルは、テストデータージェネレーターを使って用意をしました。

この動画では、Query関数の基礎の基礎を学習出来ます。

・whereを使って「内定者だけ」を抽出する
・追加で内定者が出た時に自動化の便利さを体感できる
・selectでカタカナの列だけを持ってくる
・selectを使って必要な列だけを複数持ってくる
・列の表示する順序を並び替える
・更に、selectとwhereを組み合わせて、必要な列だけで内定者のみを表示させる
・order byで昇順・降順に並べ替え

これだけで、だいぶ業務効率が上がると、にっしー社長が仰っていたので、私も頑張ってQuery関数を使いこなせるようになりたいです!!

最後のorder byで昇順にした時、空白行が出てきてしまい、これについて調べた所、空白行を取り除くには、「空白ではない行を抽出する」と指定する必要がありますので、「where A is not null」を追記して、下記のように入れます。
ここではあまり詳しく書きませんが、A is not nullとは、A列がnullではない、すなわち、A列が空白では無い行を抽出してね、という意味になります。
nullとは何もない空白のことです。

動画の通りにやっても上手く行かなかった方は、下記のように「where A is not null」を追記してみて下さい。

=query(‘採用一覧’!A:G,”select A,C,E,F where A is not null order by E asc”,1)

QUERY関数は、動画を見ただけでなく自分でもブログでアウトプットをすることで更に理解が進むと思いましたので、QUERY関数を「ドラえもん」で使ってみよう!という記事を書きました。


●【有料級】Excelでは実現できないGoogleオリジナル関数。データを簡単連携。IMPORTRANGE関数。(時間:10:46)

用意するデータは、先ほどのQuery関数のシートをコピーしたものと、自分で使っているGoogle WorkspaceやMicrosoftの学習計画表(多分、自分で自由に使っているスプレッドシートなら、何でも良いと思います。)のスプレッドシートを使いました。

この動画では、

・IMPORTRANGE関数の基本的な使い方
・つまずく方が多くいらっしゃる、グラフなども反映させる方法

が学べました。
特に、グラフを無事に反映させる方法は目から鱗です。
こういう方法があったんですね!!!

IMPORTRANGE関数も、動画を見て学んだことを自分でもブログにアウトプットしたいと思って、IMPORTRANGE関数とVLOOKUP関数の合わせ技という記事を書きました。


● 【有料級】使いこなすQuery関数。これが見たいを一文で実現(LIMIT句・OFFSET句・GROUP by 句)(時間:17:27)

動画で使うサンプルは、テストデータージェネレーターを使って用意をしました。

また、ランダムな点数はrand関数を使いました。

得点は動画では600点満点のぐらいの点数を用意するようなので、rand関数を使って、「=rand()*600」で求めました。

ただ、rand関数で生成した結果は、このままでは実行の度に点数が変わってしまうので、[Ctrl]+[Shift]+[V]で値貼りすると、スムーズに学習が進めました。


この動画では、

・order byを使って、年齢が若い順且つ得点が高い順に並び替える
・limitで10行取り出す
・limitとorder byを組み合わせて、点数のランキング1-10位まで求める
・offsetで1-10位を除いて取り出す
・offsetとorder byを使って、11番目に若い方から取り出す
・select と group byを使って、男性・女性の平均などの点数を求める

等が学べました。

query関数のorder byをascで年齢の昇順にした時、上に空白行が出来てしまって、動画の通りにならない!!ということがありましたので、少し調べた所、A列が空っぽ以外(nullではない)となるようにwhereを合わせて使った所、解消されました。

この動画の中には触れていないので、nullって何?って感じですが、簡単に書くと、nullとは何もない空白のもののことです。
何も無いので、0でもありません。

ですので、A列がnull で無いと指定したいのでしたら、where句の所に、
「A is not null」を入れれば解決です!

=query(‘データ’!A:F,”where A is not null order by E asc”,1)

こんな感じで解消しました。

offset と order byで年齢が若い順にする時にも、

=query(‘データ’!A:F,”where A is not null order by E asc offset 10″,1)

と指定しました。


最後のgroup byは私にはちょっと難しかったので、このサンプルの他に、自分の好きなことでやってみようと思って、カラオケのレパートリーのデータベースを作って、こんな感じでquery関数のgroup byの練習をしました。

カラオケレパートリーのデーターベース


group by avg
=query(DBRange!A:K,”select C,avg(D) group by C”,1)

group by count
=query(DBRange!A:K,”select C,count(K) group by C”,1)

ちょっと難しいと思われた方は、自分の趣味でgroup byを勉強してみると、ストンと理解が出来るかも知れません。


● 売上管理を自動連携して可視化せよ。Googleスプレッドシートでイチからつくるやり方全てお見せします。【Google Workspace #34】(時間:22:59)

この動画では、

・行の表示固定
・SUM関数
・IMPORTRANGE関数
・SUMIF関数(絶対参照・列固定の複合参照)
・絶対参照

・パーセントと桁数の表示
・表を見やすくする色使い
・行のグループ化
・全ての行グループを展開・折りたたむ

・中央揃え

を使って、たった2つのスプレッドシートで経費を可視化出来るやり方の勉強が出来ました。
4月の経費を作成し、ここから5月の分を用意するには、以前の動画で学んだ、数式のコピーを使いました。
5月の範囲を選択してから、Windowsの方は[ctrl]+[H]、Macの方は[command]+[Shift]+[H]置換ダイアログボックスを出して、下記のように数式を置換します。

同じ様に6月以降もシンプルに用意出来ます。


●【差がつくグラフ】Googleスプレッドシートで同期に差をつける3つのグラフを作ろう。【Google Workspace #49】(時間:18:31)

この動画では、普段あまり馴染みのない、

・組織図
・ツリーマップ
・レーダーチャート

について勉強出来ます。
レーダーチャートはそれ程難しく無かったのですが、上の2つは作り方の概念から馴染みがなかったので、値貼り付け用のシートを用意することによって、動画の学習内容に集中出来るようにしました。

私の環境では無料版だからなのか、ツールチップは表示されませんでしたが、他は無料版でも特に気になることは無く、学習できました。


● 【誰でもできる自動化】スプレッドシート「マクロの記録」でルーティン業務を効率化しよう。【GoogleWorkspace #91】(時間:10:50)

うわ〜〜〜〜〜〜〜〜、マクロ!?
私に出来るんだろうか・・・・。
と、動画を見るまで不安でしたが、やっている内容はボタンを押すと、

・フィルタから「未完了」のデータを抽出する
・日付の昇順と降順
・クリア(データを消す)

の4つのマクロを記録してボタンに登録するだけ、というシンプルな内容です。

用意するシートは、自分が自由に使えるシートであれば何でも良いと思います。
私は以前の動画で使った、カラオケのレパートリーの表を用いました。

最初のマクロのクリアでデータを消した後は、[ctrl]+[z]で、データが復帰出来ます。(マクロの記録も、ちゃんと残っています。)

スプレッドシートの図形のコピーってExcelとは手順が異なりますので、そこだけこの記事に掲載します。

・コピー元の図形の3つのポチをクリック
・編集を選ぶ
・そこで図形描画の画面が出るので、ここで[ctrl]+[c]
・「保存して終了」を押す
・挿入→図形描画をクリックして図形描画のボックスを出す
・ここで[ctrl]+[v]
・最後に文字や色を整えて、また「保存して終了」

これは普段Excelメインで使っている私にとって混乱しやすいので、備忘録としてブログに掲載致しました。


次の動画講義です。

チャンネル: ビジネス教育系ユーチューバーYouseful(ユースフル)
Yousefulの講師の方


●【Excelより便利】無料のGoogleスプレッドシートを使う5つのメリットはこれ!(時間:6:14)

・スプレッドシートの共有の際にリンクをコピーする方法
・スプレッドシートをExcel形式でダウンロード
・ダウンロードしたExcelファイルをスプレッドシートにインポート

などが勉強出来ました。
多少スプレッドシートについて学んだ経験のある者にとっても、この動画を見て初めて知ったこともありました。


● 【Google神関数】生産性が100倍上がる!スプレッドシート4つの便利関数はこれ!(時間:10:17)

この動画では、スプレッドシートオリジナルの関数の中でも厳選して4つの神関数である、

・IMPORTRANGE関数
・IMPORTXML関数
・ARRAYFORMULA関数
・QUERY関数

が学べました。

IMPORTPANGE関数の引数指定の所で、シート名を省略しても反映されました。

IMPORTXML関数は、見たことないし、Xパスって何それ美味しいの??って不安でしたが、動画の通りにやったら無事に出来ました。
途中でエラーが出た時には焦りましたが、それについての説明もして下さっていました。

ARRAYFORMULA関数では、スプレッドシートオリジナル関数の学習で多少知識はありましたが、初めて使うことも新たに知りました。

QUERY関数は、基本的な内容でした。
ポケモンって良く知らないですけれど、面白そうだと思いました。


【おすすめ4選】Googleスプレッドシートでプロジェクト管理も簡単!実務で差が出るアドオン・拡張機能4選!(時間:15:43)

この動画で紹介している「アドオン」は、Google無料版でも使用出来ました。
2023年5月現在では、スプレッドシートのアドオンメニューは、ヘルプの左側の
「拡張機能 → アドオン → アドオンを取得」にあります。


動画を視聴された後、やっぱり本も必要だと思われた方に、スプレッドシートの実務で使う技を総合的に身に付けるのにオススメの本で、最初に手に取って頂きたい本は、こちらになります。

見やすい内容の本で、要点がまとまっており、本に掲載されているQRコードから動画を視聴して、講師の方の懇切丁寧な分かりやすい説明に、学習のモチベーションが上がりました。
(QRコードだけでなく、URLも掲載されていますので、QRコード読み取りが苦手という方にとっても、お手に取りやすい本です。)

ビジネス教育系ユーチューバー、Youseful(ユースフル)の神川陽太(ようた)氏と、代表の、長内孝平(おさ)氏が、「分かりやすさ」に徹底追求して教えて下さっているので、安心して学習を進められました。

「本×動画」という新しい学び方について、昭和生まれの私が、新しい学び方なんて大丈夫だろうか・・・と最初は恐々と学習を始めましたが、この本を1冊終えた頃には、スプレッドシートが怖くなくなりましたし、苦手だった複合参照(列のみ固定、行のみ固定)も克服出来ました。

ですので、スプレッドシートを勉強したいけれど、何から始めたら良いのか分からない、とお悩みの方は、是非手に取って見て下さい。

特に、昭和生まれでPCの操作に不安のある方にほど、オススメです!

勿論、平成生まれのお若い方にとっても、昭和生まれの私でさえ安心して学習出来た教材であるという事で、ご検討頂けますと幸いです。

講師の長内氏も神川氏も私よりもだいぶ若い方ですので、私にとってはまさに中高年の学び直しという所ですね。

若い方から教わることに抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、Yousefulの講師の方は親しみやすいので大丈夫です!

(私たちのロスジェネ世代はいずれ若い方から色々教わることが多くなって来ると思いますので、YouTubeなどを通して今のうちに若い方から教わることを慣れて置いた方が良いと私は思います。)

個人的には動画最後の「See you next time! Bye Bye!!」が大好きで勉強のモチベーションが上がる教材です!!

代表の長内氏のExcelの現場の教科書も併せて学習すると、特に関数が苦手な方にとって、理解が深まります。


以上の動画や本で学んだ知識をアウトプットして、自作サンプルを作りました。

ピボットテーブル(Excel / スプレッドシート共通)

■ Excelにはないスプレッドシートの関数 ■

ARRAYFORMULA関数で連番を振る


ARRAYFORMULA関数とIF関数の組み合わせ

QUERY関数を「ドラえもんキャラ」で使ってみよう!

IMPORTRANGE関数とVLOOKUP関数の合わせ技

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初めてのGoogle Workspace 〜スプレッドシートやChrome、Googleカレンダーなど〜

この連載記事では、スプレッドシートやフォーム、ChromeといったGoogle Workspaceについて、忙しい方向けにオススメの動画と本を紹介しております。

また、スプレッドシートに関しては、オリジナル関数の自作サンプルの記事も書いていて、図と文書を用いて解説しております。

ツール別に書籍や動画といった教材を掲載致しましたので、

・就活準備の学生の方

・新卒でPCスキルを付けたい方


・既に社会人として働いて、業務の生産性を向上させたい方


・中高年の学び直しや社会復帰を目標とされる方



にとって、「学びのハードルを極限まで下げるお手伝い」をしております。

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